接遇塾blog

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気が利く人

2022/05/31

言われる前にするのがサービスである。

お客様から要望を言われてからでは

どんなに愛想よくご要望を聞いてあげたとしても

サービスをしたことにはならない。

接遇セミナーでは

何度も何度も伝えていることだ。

お客様の要望は都度違うから

その手法は無限にある。

ただひとつ

どんな時も共通して

これだけは言えるのが「すぐ動く」ことだ。

気が利く人と

そうでない人との差は何かご存知でしょうか。

「気づき」の数ではなく

「行動」の数である。

「あの人はよく気が付くね」と言われる人は

誰よりも早く動いている。

”私だって気づいていた”心でいくら思っても

気が利く人にはならないのである。

 

損はしたくない

2022/05/30

「アプリはお持ちですか」

どこの店に行っても聞かれる。

スマホにはあらゆるアプリが入っている。

が、面倒なので

ほとんどの店で「持っていません」と答える。

「すぐできます。高額なお買い物のときは入っておいた方がいいです」

どうやら10%offになるようだ。

そういわれると

損はしたくないのでアプリを導入することにした。

人間は『得をしたい』という思いより

『損をしたくない』思いの方が強く働く。

商品のお勧めをする際も

そこをアピールするとよい。

「なくなり次第終了です」

「3日間限定です」

「数量限定です」

買い逃すと損をしますよと言わんばかりの

鉄板のセールストークだ。

損をしたくない思いで導入したアプリが

こうして増えていく。

 

読書法

2022/05/29

メルカリに助けられている。

今年の目標の一つである「月5冊の本を読む」

順調すぎるくらい進んでいる。

当たり前だが本代も増えている。

しかし心配無用である。

仕事の必要経費ということもあるが

家人がせっせと読み終えた本をメルカリで売ってくれる。

そんなに早いサイクルで手放すと

後々読み返しができなくなるのではと思う方もいるだろう。

読み返すことはほとんどない。

私の場合、付箋でしるしを付けながら読む。

そして、ノートに書き写す。

その時点で思いついたワークは赤い字で「ワーク」と書いておく。

本は読み返さないが

ノートは何度も読み返す。

これは企業に勤めているときから続けていることだ。

以前、後輩に「私が会社を辞めるときあげるね」と言ったら

「私の方が先に辞めるので要りません」と言われてしまった。

以来、たまりにたまって数十冊。

これもメルカリで売ってもらえないだろうか。

 

モチベーションの上げ方

2022/05/28

一昨日は佐賀の企業様とZOOmをつなげての研修だった。

アナログ人間の私としては驚くべき進歩である。

カメラ、マイク、ライトを付けると

ZOOmの達人のようだ。

形から入るタイプとしては

こういった備品をそろえたのが良かった。

モチベーションを上げる方法はたくさんある。

自分に合ったものを試せばよい。

仲間や同僚のモチベーションを上げるには

『挨拶の倍返し』だ。

「おはようございます。今日も元気ですね」

「お疲れ様です。明日も頑張ろうね」

挨拶言葉の後に一言付け加える。

その人に合ったパーソナルな言葉をかけてあげるほど

効果はグンと上がる。

もう辞めようと持っている人でも

「とりあえず、明日だけでも来てみようか」

ぐらいにはモチベーションを上げることができる。

 

ビッグスマイル

2022/05/27

マスクをしていても笑顔が伝わる人がいる。

しかもビッグスマイルで。

デパ地下のおこわの専門店。

300円ほどの買い物だったが

「ありがとうございます。どうぞまたお越しくださいませ」

立ち去りがたいほどの

吸い寄せられるほどの笑顔だ。

お年は60代後半か70代くらいだ。

買ってもらえるのが本当に嬉しいという感情が伝わってくる。

なかなか、こんな笑顔はできない。

先日も「笑顔が苦手です」といった方がいらした。

「作り笑顔でもいいですよ」

とお伝えした。

心からの笑顔でなければ伝わらないなどと

縛りを与えるのではなく

作り笑顔も笑顔の内だと自信を持って笑っていただきたい。

やがて必ず

ビッグスマイルにつながっていく。

 

考えるより先に動く

2022/05/26

考えるよりも行動に移すことが大事

といったことはすでにこのブログで触れた。

電車に乗っている際

落とし物を知らせてあげるのが出遅れた話のことだ。

電車で移動中、隣の年配の男性が

「変わりましょうか」と女性に声をかけたのと

私が目の前にマタニティバッジを見つけたのが同時だった。

私はバッジが目に入ったのと同時に立ち上がり

「どうぞ」と席を譲った。

自慢じゃやないが

年を一つ重ねたとは思えない素早さだった。

「勝った」

隣の年配男性に勝利宣言を高らかに心の中でする。

もちろん

競争意識を持ったのは私だけで

私の代わりに席を譲ってくれてありがとうと言うように

男性は「どうも」と頭を下げた。

悔しいがなんだか

負けた気になったのである。

 

ありがとうございます

2022/05/25

今日は浦和の企業様で研修だった。

私の誕生日でもある。

何と敷地内で私の姿を見かけると

駆け寄ってきてくれて「おめでとうございます」と言ってくれたり

会う方、会う方「おめでとうございます」と声をかけてくれる。

帰り際にはプレゼントまで頂戴し

大勢の社員さんと集合写真まで撮っていただいた。

感謝の気持ちをどう表現してよいやら

言葉が本当にもどかしい限りだ。

接客サービスや接遇マナーをお伝えし続け

随分、年数がたってしまった。

生まれてきた日を大勢の方に祝っていただき

今日は再びスタートラインに立ったほどに

モチベーションが上がっている。

 

イナゴ

2022/05/24

島根の物産展を見つけた。

昨年、行ったばかりなので何となく親近感がわく。

名物の琥珀糖に吸い寄せられるように近づいた。

きれいな琥珀の中に黒いものが入っている。

「琥珀糖の中にイナゴの佃煮を入れてます」

「えっ!」

思わず後ずさりをした。

いわゆる昆虫を寒天のような中に入れているのである。

店員さんはすかさず

「あ、他の商品もたくさんありますので」

と他もどうぞと促した。

「イナゴ」に拒否反応を示したと思ったのだろう。

後ずさりしたのだから無理もない。

実は、私は昆虫は苦手ではない。

しかも「イナゴの佃煮」は食べたことがある。

店員さんは一日に何度も拒否反応を受けたのだろう。

商品説明をするよりも

店から離れていかないように中に促すルーティーンが出来上がったようだ。

気の毒に思ったが

今更「おいしそうですね」と近づくこともできず

バッタが苦手なおばさんとして退散したのである。

 

金券ショップの店員さん

2022/05/23

今日は新宿でセミナーを開催していた。

帰りに

家人が金券ショップで商品券を買った。

「5100円です」と言われ

10000円札をトレーに載せた。

1分ほどたった。

お釣りもくれないし

商品券も渡してくれない。

店員さんは電池が切れたようにじっと動かない。

えっ、1万円では足りないのか

他に何か提示するものがあるのか

頭の中でウニウニと考え始めた頃

「100円は?」

店員さんが唐突に言い放った。

そうか、小銭を待っていたのか

慌てて財布の中から100円玉を探して差し出す。

5100円の買い物をすると

100円玉を出すシステムになっているのか

そんなことはどこにも書かれていないし

国のお触れも出ていない。

ただただ、財布に100円玉があってよかったと安堵した。

 

ポイント失効

2022/05/22

Tカードのポイントが付ないといわれた。

近くの本屋さんでのこと。

「え、つい先日まで使えてました」

「そうですよね」

再びチャレンジしてくれた。

「やっぱりつかないです」

「磁気が弱くなったんでしょうか」

ポイントが付かないということは

残っていたポイントも無効になるということか。

大したポイントが残っていたわけではないが

使えなくなると惜しくなる。

私はついついポイントを使わず貯めすぎるきらいがある。

「今月末までが結構ありますよ」

「すごくたまっていますよ。びっくりしました」

「使った方がいいですよ」

今まで店員さんに何度言われたことか。

わかっていても

「ポイントをお使いになりますか」

と聞かれると、涼しい顔で

「いえ、いいです」

と、やせ我慢してしてしまう。

結果、このように数千円無効にしてしまった。

これからは店員さんの言うことを素直に聞こうと

何度目かの誓いを立てた。

 

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