接遇塾blog

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ロープレ

2022/07/10

研修で取り入れるロープレを嫌がる人は多い。

でも、やり続けなければいけない。

そうしなければお客様を練習台にしてしまうことになる。

毎月伺っている企業様でも

最初は思うようにはいかず苦戦した。

辛かった時もあると思うが誰も逃げなかった。

今回も仲間が言われているフィードバックですら

懸命にメモを取っている。

そして、繰り返すロープレの中できちんと体現していく。

素晴らしい!

お金をもらって働く以上

いつでも本番!

お客様を練習台にするわけにはいかないのである。

お客様を練習台にしている企業は

間違いなく表舞台から消えていく。

 

店主の思い

2022/07/09

出張先で昼食に連れていってもらったレストラン。

いつもウエイティングがかかっている。

繁盛店だ。

中学~高校生くらいの男の子が働いている。

店主の息子さんかもしれない。

お客様に食事を運んだあと

1歩、後ろに下がり丁寧にお辞儀をした。

お客様の背後になるので

お客様はその所作に気づいていない。

が、数人の他のお客様が見ていた。

自分で考えてやっているのではないだろう。

店主のお客様に対する思いが

この少年によって伝わってくる。

文化を作り上げるのは根気がいるが

あきらめなければ

花が咲き実を結ぶ。

大事なことは言い続けることが肝要だ。

 

頭上を直撃

2022/07/08

早朝からの出張。

座席に座り読書用の本、ドリンク、喉飴をセットし

準備OKと気を抜いた瞬間

私の頭を大きなバッグが直撃した。

柔らかい素材だったのでボサッという感じだったが

結構大きなバッグだ。

バッグの持ち主はどうやら座席を間違えていたようで

慌てて頭上の棚から降ろしたのだろう。

慌てたからか私には謝罪はなかった。

私の頭を直撃したバッグを無造作に取り上げ

自分の座席に座った。

一部始終を見ていたCAさんは乗客をかき分け

「大丈夫ですか」と心配して尋ねてくれた。

鞄の持ち主はそれでも無言だった。

恐らくタイミングを逃したのだろう。

「ありがとう」も「ごめんなさい」もタイミングを逃すと言いづらくなる。

しかし

タイミングが悪くても声をかける方が良い。

そのままで終わると後味が悪くなるばかりだ。

私はといえば

慌てていたのだろうし

わざとではないし

笑顔で「いいえ」と懐の大きさを見せる準備はできていたのだが

それもそのまま行方を失った。

 

情報の価値

2022/07/07

夏の服はスーツといえども家で洗うに限る。

ここ最近は家で洗えるものを選んで買っていた。

ところが

昨日買ったスーツは家では洗えないとのこと。

「素材からして洗えないことはないですが

型崩れが心配です」と店員さん。

「もし、試されるようでしたらこちらを洗ってみてください。」

「こちら」とは値札と一緒に付いている「端切れ」だ。

洗う前に大きさを計っておくと型崩れするかわかるとのこと。

そうか、そういう時に使えるのか!

パッチワークをするでもなし

ましてや、破れてつぎはぎする技術もない。

これはいったいどうするための布だろう。

これをありがたがっている人がどれだけいるのだろう

と、失礼ながら思っていた。

今までは捨てるしかなかった布である。

ためし洗いをするかどうかは別として

情報を与えるのは店員さんの腕の見せ所だ。

自分の店で取り扱っている商品の情報

地域の情報

営業のお仕事をされている方も同じだ。

ただ、商品を売るだけの人より応対の値打ちが違ってくる。

 

2着も買う気にさせた店員さん

2022/07/06

百貨店のブティックをのぞいた。

私の大好きな「セール」の文字が短冊のように溢れている。

店員さんはと言えば

相変わらずおとなしい・・・。

と思いきや目が合った店員さん。

「いらっしゃいませ。どうぞ中をご覧になってください」

買う気満々の私はそう言われると

つい足が向いてしまう。

店員さんの丁寧な言葉と

気取らない応対が相まって久しぶりに楽しい時間となった。

おかげで2着も購入してしまった。

商品も気に入ったが

店員さんの応対は更に気に入った。

アパレル業界はどこも大苦戦している。

ここの百貨店も婦人服売り場はお客様がほとんど歩いていない。

いかにお客様に立ち止まってもらうか

店頭に飾っているマネキンは呼び込んではくれない。

きれいにたたまれた服も声掛けはしない。

売上を上げるのは店員さんしかいない。

どうかせめて2言くらい声掛けしてみてはと

老婆心ながら思うのである。

 

オオカミ少年

2022/07/05

自宅マンションの警報機が鳴った。

驚いて外に出たが何事もなかった。

どうやら警報機の誤作動らしい。

2~3日してまた警報機が鳴った。

前回と違い誰も出てこない。

恐らく前回と同じ誤作動と思ったのだろう。

しかし

本当に火災だった場合はオオカミ少年になる。

家人が管理会社に電話した。

電話口の女性は丁寧な対応で折り返しの連絡を確約した。

40日くらいたっても折り返しの電話はない。

別件で電話した際、その件も告げる。

どうやら連絡がつながっていなかったらしい。

それほど大事なことと受け止めていなかったのだろう。

もし、本当に火災だったら

また誤作動だろうと住人が逃げ遅れたら

キチンとあの時対処していたら事故は防げた

よくあるケースである。

キチンと対処されるまで

夜中であろうと

オオカミ少年に騙され続けることとする。

 

マスカット大福

2022/07/04

研修先からの帰路

駅中で美味しいそうなマスカット大福を見つけた。

大福なので今日中に食べないといけないのはわかっていたが

すぐそばに立っていた店員さんに聞いてみた。

「これは今日中?」

「はい、今日中にお召し上がりください」

木で鼻をくくった見本のような答えが返ってきた。

「ああ、残念」

「・・・・・」

店員さんは無言を決め込んで立っている。

「他の大福と比べてサイズが小さいのでパクっと召し上がれます」

「甘いものは別腹ですから」

「すごく評判が良いんですよ。私も毎日食べてます」

など、お奨めの言葉はいくらでもある。

今日中に売らないといけない大福が30個以上だ。

夕方6時前に悠長に構えていられないと思うのだが

店員さんはどこ吹く風である。

じっとお行儀よく並んだマスカット大福

まだ自身の行く末を知らない。

恐らく廃棄処分となるだろう。

では責任はだれにあるのか。

そう

きちんと指導していない上司にある。

 

情報

2022/07/03

昨日から電話がつながらない。

打ち合わせは幸いなことに昨日、本日と予定がなく

今月の仕事は明日からが本格始動だ。

とはいえ

電話が通じない時の策を講じておくことは必須のようだ。

まず

LINE電話が使える

PCのメールも大丈夫だ。

若い人では使い方がわからないらしい公衆電話も使える。

交番は自宅から1分以内だ。

まあ、これだけあればなんとかなりそうだ。

こんな時に一番必要なのは何か。

昔、災害で避難所にいた友人に

「何か必要なものは?」と聞いたら

「情報が欲しい」と言われた。

どうなっているのか

この先、どうなるのか

そう

情報が与えられないとストレスは大きくなる。

お待たせにしろ

調べ事にしろ

復旧作業にしろ

大事なのは情報を流すことだ。

今回の件は

取りあえず本日中には復旧するらしい。

 

節約ショルダー

2022/07/02

名付けて「節約ショルダー」なるものがある。

私が勝手に名付けたのでGoogle先生もまだ知らない。

チューブなどで本体と蓋との境目のところだ。

チューブ内の量が減ると当然のことながら絞り出す。

量が減るにつれて力を込めて絞り出す。

そして出なくなったのを見計らって

最後は本体の胴の部分をハサミで切る。

あんなに力を込めて絞り出したのに

まるであざ笑うかのごとく

ショルダー部分にたんまりと残っている。

恐らく企業はここで利益を生んでいるのだと踏んだ。

ショルダーをなくすことは技術的に可能だと思う。

なのに

無くさないのである。

利益が理由でなく何があるというのか。

職場で使っているもので

チューブ式の物があれば

最後は本体をハサミで切って使い切ることをお勧めする。

接遇とは関係がない記事になってしまったが

お客様との会話では使えるのでご容赦願いたい。

 

お寿司屋さんのオープン

2022/07/01

持ち帰りのお寿司屋さんがオープンした。

早速買いに行ってみた。

4人もお客様が入れば店内はいっぱいになる。

レジに並んでいるとき調理場の店員さんと目が合った。

「いらっしゃいませ~」

愛想の良い声が聞こえた。

レジが進まないので再び同じ人と目が合った。

「いらっしゃいませ~」

また挨拶をさせてしまった。

申し訳ない。

夕方なのでもう疲れているのだろう。

さっきより声が細くなった。

残念なのは彼に続くスタッフが誰もいなかったことだ。

疲れ切ったとき

活気を出そうとすると先導者が必要だ。

「声が出てないよ~」

「大きい声でお願いね」

と鼓舞しながら自ら疲れなど感じさせない大きい声を出す人がいれば

活気は戻ってくる。

不思議と声を出している方が疲れは感じなくなるものだ。

とはいえ

閉店後にはヨレヨレになってしまうのは避けられない。

 

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