接遇塾blog

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身だしなみと仕事の腕

2022/08/09

気働きができることと見かけは必ずしも比例しない。

近くのコンビニで買い物をし

ついでにメルカリも出した。

商品に手を伸ばした店員さんの爪は濃い青。

髪はアニメから抜け出たかのごとくブルー。

この彼女がすごかった。

あっと言う間にレジ打ちしたかと思うと

「袋にお入れします」と持参のマイバッグに商品を詰めてくれた。

だけではなく

メルカリの伝票を貼りやすく

粘着部分を2か所折り返して渡してくれた。

身だしなみはできているが仕事ができない人と

髪の毛の色は奇抜でも仕事が出来る人ではどちらが良いか

昔、会社員時代に聞かれたことがある。

飲食業界故、奇抜な色を認めるわけにはいかないと答えたが

今なら「仕事ができれば何色でもいい」と答えてしまいそうだ。

 

サービスの一言

2022/08/08

映画づいている。

しかもこれまで全く興味のなかった分野だ。

「マーベリック」

「ジェラシックパーク」など過去の分を予習して臨んだ。

が、

吹き替え版のチケットを購入してしまった。

我慢しようかと思ったがダメもとでスタッフさんに聞いてみた。

快く変更に応じてくれた。

それだけでも大満足だが席を決める際

「このお席はいかがですか?」

に続いた一言が良かった。

「両隣とも空席ですし」

今の状況を鑑みての席のチョイスだ。

いや、ここまでならあることかもしれない

彼女のようにひと言伝えることが大事なのだ。

押しつけがましくなく言う必要はあるが

何も言われないよりサービスのス質が高まる。

 

後悔

2022/08/07

今でも後悔していることがある。

会社員時代

教育担当だった私は新入社員30余名の研修を担当した。

彼らは幹部候補生だったためスピーチを研修に取り入れた。

書いたものを見ながらでも構わないとしたうえでの

スピーチだったため

皆、そこそこ話をつなげることができていた。

そんな中に、ひとり

最初の2~3語言っただけで言葉が出てこなくなった人がいた。

いわゆる頭が真っ白になった状態だ。

そのまま制限時間がきて彼は席に戻っていった。

全員のスピーチが終わり一人ずつフィードバックした。

その時、私はその彼にアドバイスめいたことは言ったが

本当に伝えてあげるべきことが抜かってしまった。

彼は、自分以外の仲間がスピーチし終えると

一生懸命拍手をしていた。

時には頭の上で、時にはうなづきながら

その拍手からは

「よく頑張った、すごい」

「緊張しながらよくやった」

「良かった」

そんな声が聞こえてくる様だった。

仲間を思いやる素晴らしい拍手だった。

自分がうまく話せなかった後でもその拍手は変わらなかった。

取ってつけたようなアドバイスをするのではなく

この拍手の仕方を褒めてあげるべきだったと

10年以上過ぎても

ささくれのように胸に残っている後悔である。

 

リモート研修

2022/08/06

本日は50人以上の方々とリモートでつなぎ研修。

お仕事終わりにもかかわらず積極的に受講していただき

ただただ、感謝だ。

リモートというと受講生様は

そこにいるのに、そこにいない。

この当たり前のようなギャップに無意識が困惑する。

毎度のことながら

その困惑を受講者様がリアクションで救ってくれる。

大きくうなずいてくださったり

拍手を送ってくれたり

頭の上で大きく〇を作ってくれる。

手が届くならハグをしてお礼が言いたいくらいだ。

リモートでの研修は

どれだけ自身のテンションを上げられるかが大事だ。

対面での研修と比べ伝わるものは目減りする。

受講者様のおかげで

テンションを高く保つことが出来た。

まだまだ今年後半もリモートでの研修が控えている。

型にはまらず現実的な研修を

構築していこう!

勢いに乗り

さあ、再来週からのリアル研修に向けての準備だ!

 

POP

2022/08/05

調剤薬局で見渡してみた。

壁一面に貼られたPOPの数々。

POPで埋め尽くされ、ほぼ壁そのものは見えていない。

カウンターの上はスタンドPOPで

薬剤師さんや登録販売士さんの顔も見えない。

製薬会社から渡されたものを全て貼っているのだろう。

律儀と言えば聞こえは良いが

管理不足と言えないこともない。

POPには賞味期限がある。

キャンペーンなどの日にちが記載されたものは当然ながら

「新発売」の文字や季節外れの写真も違和感を覚える。

色褪せた手書きの文字もしかり。

色褪せたものに商品をアピールする力はない。

長期間貼られたPOPは壁のシミと同じである。

 

マルチタスク

2022/08/04

マルチタスクというと聞こえはいいが

TVを見ながらパズルをしたり

音楽をききながら読書

ノートをまとめながら撮り貯めした映像を見る。

シングルタスクが苦手だ。

勿論、これには

良い面もあるが気が散漫になるという弱点もある。

しかし

ひとつしか作業をしていないと

どうしてももったいない気がしてしまう。

逆に一つずつしか作業ができない人もいる。

「ちょっと待って、これが終わったらやります」

「2つのことが一度にできません」

頑なまで動こうとしない。

要領が悪いと評価されがちだが

集中しているだけに仕上がりは良い。

私の場合も性分なので

悪い面がわかっていても変えることはできないが

たまに

シングルタスクで集中して作業をすることもある。

間違いなく仕上がりは良くなる。

自分はこういう性格なのでと頑固になるより

作業の種類によって柔軟になるのが一番のようだ。

 

出汁の匂い

2022/08/03

行ってみたい店がある。

駅の改札横にある立ち食いソバ屋だ。

羽田からの帰り乗り換えの駅にある店だ。

出汁の香りがふわ~っと香ってくる。

中を除くとサラリーマンしかいない。

入るにはかなり勇気が必要だ。

スーツケースを引いたおばさんがおそばをすすっていても

誰も気にしないのはわかっている。

・・・が、どうにも気が引ける。

なぜにそれほど行きたいと思うのか。

「匂い」だ。

ただただ出汁の匂いに惹かれる。

匂いが売上を爆上げさせるのは良く知られている。

住宅展示場ではパンやクッキーを焼き

幸せな生活感を香りでアピールする。

カレーの匂いがする装置でカレー粉を売る。

ニンニクの匂いでイタリアンやラーメン屋さんに呼び込む。

匂いはダイレクトに情報が脳に届く。

言葉よりも強力な呼び込みだ。

しかし

サラリーマンしかいない店に入るのは勇気がいる。

今日も後ろ髪を引く出汁の匂いを断ち切り

空腹のまま電車に向かう。

 

外国語

2022/08/02

外国人労働者の方が増えてきた。

リゾートホテルでも介護施設でも

流ちょうな日本語を話し日本人と遜色なく働いている。

毎月、数校伺っているドライビングスクールも

外国人の生徒さんが増えてきている。

ドクターも韓国、中国の方が増えてきた。

30年以上前になるが

初めてハワイに行ったとき

ホテルのスタッフは英語しか通じなかったが

広場でお土産を売っていた女性は日本語だった。

「ワタシタチ、ニホンゴハナセナイトシゴトデキナイ」

お土産を買ってくれるのは日本人ばかり

必要に迫られ覚えたようだった。

自宅近くのスーパーで中国語(多分)が聞こえてきた。

目をやると

中国人の従業員に中国語で指導をしている。

指導している女性は日本人だった。

指導する側も日本語だけでは仕事にならない。

どうやら私達も

必要に迫られてきたようだ。

 

お客様の立ち位置

2022/08/01

駅の売店でお土産を物色。

さんざん吟味した挙句

店の外に掲示していたPOPの商品を買うことにした。

買うことにしたのは良いが

その商品がどこにも見当たらない。

店を3周くらいした。

結局、店員さんに聞くことにした。

「あのポスターの商品が欲しいのですが」

店員さんはそんなPOPの存在など知らなかったようで

外まで見に行ってくれた。

POPの存在を店員さんが知らないのはよくあることだ。

伝達事項がしっかりできていれば別だが

店員さんが外から店を見ていないのが原因だ。

「お客様の立場に立って」とよく言われるが

どうやって実践するのかは教わっていない。

精神的なことはさておき

まず

本当にお客様の立ち位置に立ってみることだ。

そして

気づきを皆でシェアすれば

素晴らしいアイディアが生まれてくることもある。

 

企業理念

2022/07/31

企業様研修で尋ねることがある。

「企業理念は何ですか」

意外と即答できるケースは少ない。

企業様によって短い文言だったり

10項目くらい書かれていたり

千差万別だ。

従業員さんは

何となく知ってはいるが言葉にすることはできない。

一語一句、諳んじる必要はないが

そこそこ覚えておく必要がある。

理念やビジョンは迷ったときに帰る場所だからだ。

仕事をしていると

必ず迷いが出てくる。

特に最前線でお客様、患者様対応をしていればなおさらだ。

企業理念にはどうすれば良いか答えが書いてある。

毎月研修に伺っている企業様で

受付スタッフのグーグルレビューがすごく良いところがある。

「日本一おせっかいな会社になる」

こちらの企業様の理念だ。

実践しているかどうかは

いつもグーグルが教えてくれる。

 

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