接遇塾blog

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独学と研究

2017/11/26

昨日は4時間のプライベートレッスンのご依頼でした。

美少女!!!

これが受講者様への私の第一印象でした。

「セミナーは初めてです」

とおっしゃいますが

独学で本当に多くの知識とスキルを身に付けていらっしゃいます。

接客サービスは頂点も完成形もないので

常に進化し続けます。

独学や研究は非常に大事ですね。

・・・で、私が研究し発見した法則が”引き算”です。

名刺交換も、電話応対も

販売も受け付けも

あれもこれも盛り合わせた

余りにも後付けのマナーが氾濫している中で

シンプルなマナーが一番と気づきました。

・・・とはいえ、省けばいいというものではないので

ちゃんとプラスしなければいけない要素も

それぞれにあります。

そういったことを納得できるような伝え方

身に付け方のワークをただ今考案中!

これも独学と研究です。

 

数字に責任を持つ

2017/11/25

昨日は姫路の企業様で研修でした。

玄関を入った途端

受付カウンターに並んだ女性スタッフのご挨拶。

明るい笑顔とはよく言いますが

まさにその笑顔で周りを照らしているようなエネルギーを感じます。

太陽光発電ならぬ

笑顔光発電です!

研修もそんな感じで笑顔と真剣なまなざしと

ご自身の心にくさびを打つような頷きが繰り返されます。

実は、こちらの企業様

お世話になっている他の企業様からのご紹介でした。

「黒岩先生に任せておけば大丈夫!」

と、ご紹介を頂いたようです。

ありがたいく、身が引き締まる思いです。

接客研修の成果は数字にすぐ表れない・・・これが一般的な考えです。

いえいえ、

数字にすぐに表れるのが接客研修の成果です。

集客数、離職率、生産性

様々な数字として結果が出てきます。

そこに責任を持つのが研修講師です。

こちらの企業様も

笑う時には、爆発的に明るく笑う

真剣な話には真剣に聞き入る

そんな若いスタッフさんばかり。

伸び続けていく数字が見えているようです。

しかも大きくらせんを描きながら。

 

開店前だったのに・・・

2017/11/23

今日は来年出版する本の打ち合わせ。

朝10時に美人編集者さんと待ち合わせでした。

待ち合わせの喫茶店につくと

入り口の看板が出されていなくて「?」

でもドアは空いているし、休みではなさそうです。

「いらっしゃいませ」

感じの良い女性店員さんが迎えてくれました。

席につくと先ほどの女性店員さんがオーダーを聞きに来てくれました。

コーヒーを注文し終えると

「10時開店ですので、少々お待ちいただけますか」

ここでやっと開店前だっだんだと気づきました。

開店の準備中にお客様が入ってくると

段取りが途中で狂ってしまい

わかりやすくイラッとする店員さんも多いです。

でも、この店員さんはさらっと開店時間を伝えただけ。

気遣いをまるでさせることなく

自然な応対をしてくれました。

やがて

時計の針も何事もなかったかのように

開店の時間をさしました。

 

プレミアムクラスはやはりプレミアム

2017/10/07

出張の帰りANAのプレミアムクラスを研修先様に手配いただきました。

プレミアムクラスはやはりプレミアムです。

まずはCAさんの手の動き。

食事を下げるときも

さりげなくトレーの横に添えてお客様との間に境をつくります。

上着をお客様に渡すとき

さりげなく手を添えて美しくお渡ししています。

特に利き手でない方の手が良く働いています。

「気配りの手」ですね。

利き手は

安全に飲み物を運ぶ

受け取りやすくお洋服を渡す

わかりやすく指し示す

・・・といったように

利き手は目的を達成するために動きます。

利き手と反対の手は

気持ちを表現する手だと思うのです。

片手で事足りることでも

もう片方の手が添えられることで気持ちが伝わります。

より上質な応対が目に見えて感じられます。

でも、それを実践するコツがわからない。

では、今日もひとつ。

利き手でない方の手に、これだけ言い聞かせてください。

「利き手に付いていく」

まずここから始めてみてください。

まずは利き手と反対の手を遊ばせないことです。

 

鏡はすごい・・・というお話

2017/09/27

電話応対では

声のトーンを上げるため

ソフトな応対をするため

笑顔で話しましょう・・・と指導されますね。

これはどこでも同じだと思います。

しかし、

私が言うのもなんですが・・・

研修の効果はそんなに長くは続きません。

習慣化される前にしぼんでしまいます。

でも、しょっちゅう「笑顔で、笑顔で」と指導する余裕なんてないのが実態です。

では、今日もひとつ。

鏡を置く。

これだけです。

できれば、背筋を伸ばした位置に設置できると効果は絶大です。

鏡のパワーはスゴイです。

鏡を見ると、

人は自然と笑顔になります。

本人の自覚がある、ないに関わらず

人間は、大体がナルシストだからです。

 

姿勢を見せる

2017/09/20

仕事で名古屋に行ってきました。

宿泊したホテルをチェックアウトした時のこと。

一人の女性スタッフが

新人さんらしき2名の女性に何やら指導をしています。

新人さんは真剣な表情で話に聞き言っています。

前をお客様が通っていっても見向きもしません。

熱中していますので、

カウンターの前に立った私にも関心がなさそうです。

別のスタッフの方にカードキーを渡しました。

その方は、無言でカードキーを受け取ると

「はい」

と領収書を差し出しました。

その後すぐに、下を向いて作業を始めました。

玄関を出ていくまで4人のスタッフさんからは挨拶がありません。

・・・で、ここで疑問ですね。

何を指導していたのでしょうか。

他の仕事をしているときはお客様を無視しても良い

領収書を渡すときは無言で、もしくは「はい」と言う

お客様がお帰りの時は挨拶をしなくて良い

少なくとも、この3点は学んだと思います。

人は、言葉よりも態度を見て学びます。

 

呼び込みは、私メッセージで

2017/09/18

駅中のちょっと高級な食料品売り場。

新店オープンということで行ってきました。

やはり活気があります。

おちらこちらで威勢の良い呼び込みの声が聞こえます。

「○○産のトマト、いかがですか。新鮮で甘いです。

残り4パックになりました。」

女性の呼び込みが聞こえてきました。

「ここに出ているだけです!」

元気な声が続きます。

30分くらいたってトマト売り場に行ってみました。

先ほどと同じくトマトは4パック残ったままです。

なぜか。

トマトを欲しがる人がいなかったから・・・

・・・では、ないですね。

残り4パックまで売れたのですから。

商品力はあったのだと思います。

あとは訴求力ですね。

効果がない呼び込みの

原因はいくつかありますが

今日は「言葉」について。

以前、ここのブログにも書いたイチジクを売っていた店員さん。

彼女はお客様へのメッセージがありました。

「昨日のイチジクですから安いです」

「ああ、それなら納得、安いはずね」

お客様は声には出さずとも店員さんと頭の中で会話を始めます。

・・・で、「どれどれ、昨日のイチジクといっても品質は?」

と会話を続けます。頭の中で。

このセルフトークは行動を起こさせます。

イチジクに近づいていくのですね。

売れる確立が上がります。

トマトの販売員さんは、会話にならないきれいな呼び込みですね。

でも、どうすればよかったのか。

では、今日もひとつ。

「私も試食しました!美味しかったので買いました」

「おいしそうなので、私も買います。だから残りは3パックです!」

「私も買いたいですが、残り4パックなのであきらめます」

こんな「私メッセージ」があるといいですね。

4パックくらい

すぐに売れたと思うのです。

 

お客様の意見、聞いてはいけません

2017/09/15

「苦情は宝の山」

「NOとは言いません」

「お客様の声を聴く」

こういった言葉は

昔の話になりつつあります。

なぜか。

お客様が正しくないときもあるからです。

これだけコミュニケーションの種類が増えると

聴き分けていかないと振り回されてしまいます。

例えばSNSの「書きこみ」

「そうか!」と思わず手を打つようなアイディアをくださったり

「うわ~、早急に改善しないと!」と気づかされたり

ありがたいご意見もたくさんありますが

強い語気で

「もっと安くしろ」

「もっと店を広くしろ」

「レジを増やせ」「従業員を増やせ」

お客様は何かをきっかけに書きこみをしています。

もちろん、厳しいご意見の中にも

一見、理不尽に見えるご意見の中にも

ありがたいご意見もあります。

しかし、まずは

しっかり聴き分けることが大事ですね。

でも、どうやって。

書きこみなどは「文章」ですので、一度紙に書き移してみるといいですね。

そして

ご意見を分解していきます。

感情で書かれていないか

お客様の知識不足か誤解なのか

事実なのか、

お客様の要望は何なのか

分解して

聴き分けるととるべき道が見えてきます。

 

悪口を言う時は周りを見てから

2017/09/14

レストランで食事をした時のこと

隣に制服姿の若い女性2人連れ

席につくと職場の悪口がさく裂です。

悪口は・・・まあ、ストレスのはけ口ですので

止めようがないですね。

では

何がいけなかったのか。

彼女たちは実名を出していたのですね。

しかも、かなりのボリュームで

会社のオペレーションにかかわることまで・・・

これは、会社の信用にも関わります。

ユニフォームを着ていますので

会社名もわかりました。

近くの名の知れた会社です。

お食事時、不満を発散したいのはわかります。

悪口を言いたいのもよくわかります。

ヒートアップするとボリュームが大きくなるのも仕方ないこと。

ユニフォームを着ているときは

せめて「固有名詞」は出さないように気を付けましょうね。

 

瞬発力がすごかった

2017/09/12

デパートの中やショッピングモールの中で

クッキングスクールが流行っていますね。

ガラス張りで、中の様子が良く見えます。

デパートの中で、待ち時間があり椅子に座って待つことに。

目の前がクッキングスクールです。

大勢の生徒さんがお料理を楽しそうに作っています。

通路を歩いてきた10代後半くらいの女性2人連れ

「私、クッキーなら作れるよ」

「ええ~!知らなかった」

「ここ楽しそうだね~」

興味がありそうに横目で見ながら通り過ぎようとしたその時

「良かった覗いていかない?」

パッとドアが開き人懐っこいスタッフさん

「ああ・・・はい」

スゴイですね。

この瞬発力!

なぜ、ガラス張りになっているか。

中が見えるようにです。

そして、外も見えるようにですね。

何のために?

楽しそうな雰囲気を伝えるためですね。

・・・で、どうするか?

興味を示した人には声をかけに行く!

これが大事ですね。

積極性と瞬発力です。

積極性と瞬発力のあるセールスができる人は

何でもできます!

お料理も上手です!・・・多分。

でも、積極的にいけないという方も多いですね。

では、今日もひとつ。

「こんには。よかったらどうぞ」

挨拶をするつもりで声をかけてみてください。

積極的にできない人の理由には「断られたら」「無視されたら」

といった凹むことを予想するからです。

呼び込むとか、推奨すると思うと「成功と失敗」が付きまといます。

挨拶なら、返事が返ってこなくても

「失敗」ではありませんから凹むこともないです。

パンフレットなどツールを利用してもいいですね。

 

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