接遇塾blog

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黒岩智恵子の接遇セミナー エンターテイメント

2013/10/22

明治座

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

明治座に行ってきました。

今月はものまねで有名なコロッケさんが座長を務めています。

「ものまね」の分野でもスターが現れ、そして消えていきます。

そんな中で、第一人者としてコロッケさんはまだまだ進化し続けていらっしゃいます。

「皆さんにお願いがあります。どうか時々でいいですから

  自分に話しかけてあげてくださいね。」

舞台も後半に差し掛かったころ、観客に向けてのメッセージです。

「ありがとうね。いつも頑張っているね。お疲れさん、お疲れさん。

 そう、頑張っている自分に話しかけてあげてくださいね。」

さっきまで、手を打ち、膝を打ち大笑いしていたお客様もシーンと聞き入っています。

場の空気を一気に変えていきます。

観客は、いつの間にかコロッケさんにリードされています。

リードされていると感じずにリードされているのはなぜか。

舞台の上から一人一人に語りかけるようなトーク、

常に謙虚な姿勢が一段高いところに立っている立ち位置を身近に感じさせます。

丁寧に観客とペースを合わせていらっしゃるからでしょうね。

「自分に話しかけるときは、周りに人がいないところでやってくださいね。」

話の結びは、やっぱり笑いです。

笑うことによって温まった心に、言葉は深く深く浸透していきます。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 方向音痴

2013/10/21

夜景

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

かなりな方向音痴、これは私の長所です。

初めて行く土地は無事たどり着けるか心配です。

先日は、駅に着いたのが夜。

さあ、これからホテルに向かわなくてなりません。

”スマホの地図アプリがあるじゃない”

そう皆様思いますよね。

ところがそう簡単にはいかないのが、方向音痴の特徴です。

グルグル回してみても、地図が読めない・・・さっぱりわかりない。しかも夜、おまけに雨。

こんな時、スマホより頼りになるのがコンビニです。

「すみません。ここのホテルに行きたいんですけど」

スマホの地図を見せて店員さんに尋ねました。

「ああ、地図の縮小で近く見えますけど、ここからは20分くらいかかりますよ」

そう言いながらも、丁寧に行き方を教えてくれました。

うなずきながら聞いている私の頭に無数の???が見えたのでしょうね。

わざわざ、店の外に出て案内してくださいました。

先にも書きましたように、夜です。雨です。しかも寒いです。

申し訳なく思いながらも、親切に感謝、感謝です。

方向音痴だからこそ、出会える親切ですね。

冒頭の「方向音痴、これは私の長所です」をご覧になって「は?」と思われた皆様。

そういうわけで「方向音痴は私の長所」なのです。

ちなみに私は、コンビニの店員さんの勧めでタクシーでホテルに向かいました。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー ビジョン

2013/10/20

ビジョン

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

仕事に対するビジョンはどなたもお持ちだと思います。

ただ、それを言葉にするのは難しいものですよね。

言葉は発した途端、心を限定してしまいます。

本当の思いは、言葉以上だったり・・・言葉ほどでもなかったり。

そんなわけで、研修に伺ったある企業様でビジョンを言葉ではなく絵に描いていただきました。

「絵は苦手なんです」「うまく描けな~い」

そんな言葉があちらこちらで小さく、大きく弾んでいます。

100人ほどの研修会場は、はじけるいくつもの笑顔でホールドされていきます。

そして描き出された「思い」。

研修会場は、期せずして感動のギャラリーです。

絵を見るだけで、感動の波動が広がっていきました。

描いた絵を見ながら、ビジョンを語っていただくと

視覚からも言葉を補って深く伝わってきます。

お客様に対する思い、仲間に対する思い、仕事に対する思い。

誰もが、もう一度自分の方向を確かめ自分との約束に指切りします。

皆様もお時間があれば、クレヨンと画用紙に描いてみませんか。

真っ白な画用紙に、懐かしいクレヨンの匂いを嗅ぎながら描かれるビジョンは

忘れていた何かを思い起こさせてくれるかもしれないですよ。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー お酒

2013/10/19

お酒

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

私はお酒が飲めません。したがってお酒には詳しくありません。

秋田での仕事の帰り、新幹線を待つ間

どうしても「ハタハタ」を食べておかないといけない衝動にかられレストランへ。

なぜ「ハタハタ」なのかは、後日お伝えいたします。

そこで、隣に座った外人さんと日本人の2人連れ。

会話は英語なのでさっぱりわかりませんが「タカシミズ」「タカシミズ」。

こうも繰り返されると、なぜか気になります。

「高清水」と言えば秋田の有名なお酒。

会計の際、レジの女性に聞いてみました。

「お酒のお土産を買って帰りたいのですが、高清水が一番おいしいですか」

「はい、おいしいです。それ以外でしたら「ひでよし」も有名ですよ。

 これ良かったらお使いください」

と言って割引クーポンもくださいました。

聞いてみるものですね。

残念ながらクーポンを使えるお店までは行けなかったですが。

秋田は有名なお酒どころお奨め商品はたくさんあると思います。

こんな風に、1~2種類に絞ってお奨めしていただけるとわかりやすいですね。

2種類だと記憶にも残ります。

「ひでよし」は残念ながら見つけることができませんでした。

「高清水」とパッケージのきれいな「雪月花」の2種類を買いました。

今2本のお酒は、全く飲めない私の手元にあります。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 会話

2013/10/18

こまち

今日も接遇塾「接遇セミナー」のお立ち寄りいただきありがとうございます。

お客様や利用者様と会話をするのが難しいといった方は多いですね。

また、自分はできるけど新人さんはなかなかできないといったお話もよく聞きます。

お客様と会話をして関わる時間が多いほど売れ行き点数は増えていきます。

患者様、利用者様も気持ちがほぐれて何よりの治療になりますね。

先日、新幹線で隣どうしになった女性の方。

「すいてると思ったけど結構乗ってきますね」

「皆がお弁当買っていたから、私も慌てて買ってきたの」

「もっと発車が遅れると思ったけど良かったですね」

初めて会った方なのに、一気にお話が弾みます。

きっと知らない人が見ると知り合いと思われたでしょうね。私たち。

なぜか??

ずっと笑顔が絶えないこと。

飾らず、話題がオープンなこと。

「そうよねぇ」「そうなのよ」「私も!」

肯定語から話し始めること。

縁あってお隣になった方は、コミュニケーションの達人でした。

そうそう、虎屋の高級お菓子までごちそうになりました。

闇の中、新幹線に運ばれながら

またひとつ、良い思い出を作ることができました。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 達成感

2013/10/17

新幹線
はやぶさ・スーパーこまち連結部分です。

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

先日、仕事で移動のため東京駅に行きました。

台風の影響で駅は大混雑です。

職員さんは皆さん大忙しで対応に追われています。

やはりプロですね。何を聞かれても的確に答えています。

「YESかNO」「白か黒」のようなわかりやすい対応です。

「○○までなら、20番線でお乗りください。○○でお乗換えになった方が早いです」

「○○は、23番線へお急ぎください。準備ができ次第出発します」

男性のアナウンスがあったかと思うと、

続いて女性の方がマイクを持って案内しています。

このメリハリも聞いている方は分かりやすいです。

一瞬お客様から解放された女性職員の方、猛ダッシュです!

どこへ行くのか目で追いました。自動販売機です。

お茶を買ってまた猛ダッシュで事務所内へ。

きっと休憩もままならないのでしょう。

でも、なぜか彼女の表情は満足感にあふれた笑顔です。

混雑の原因は、どうすることもできない自然災害。

それをいかにスムーズに対応しきるかが勝負なのでしょうね。

駅での滞った時間は、プロのお仕事を拝見できる貴重な時間のプレゼントでした。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー パエリア

2013/10/16

パエリア

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

スペイン料理の看板にはついつい引き込まれてしまいす。

好きな割には、スペインオムレツとパエリアぐらいしか知らない私です。

先日入ったスペイン料理のお店。

パエリアのメニューには色んな種類の写真がのっています。

そこで定番の質問です。

「どれがお奨めですか」

「はい、こちらのスペシャルがお奨めです!」

待ってましたとばかり、嬉々として店員さんの説明が始まりました。

聞けば本場スペインのコンクールで上位入賞したとか。

スペイン以外の国からの出場者の中では最高位だったそうです。

他にもダシのこと、時間をかけていること・・・。

とにかく熱意がすごい!

お客様の心を動かすのは、本音の言葉です。

きっと、誰よりもこのパエリアのファンなのでしょうね。

もうお一人の従業員さんは

「私は家族で来て食べました。すごくおいしいですよ」

こちらのお店の従業員さんは、こぞって自分のお店のファンのようです。

もうこれは注文するしかないですね。

これだけ熱心なお奨め、よほどスペインが好きかと思いきや

「僕、お金が無いからスペインにまだ行ったことがないんですよ」

こんな、本音も聞きながらいただいた自慢のパエリアのお味は?

おいしくないわけがないですよね。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 気づいてください

2013/10/15

不忍池

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

友人と行ったレストラン。

食事を済ませ「コーヒーでも頼もうか」ということになりました。

さあ、ここからが大変です。

店員さんを呼ばなければいけません。

卓上ベルのないタイプのお店なのです。

3人いる店員さんは、みなさん向こうを向いています。

呼んでも聞こえない距離です。

2人で手を挙げてみました・・・ムリです。気づいてくれません。

「一人ぐらいこちらを向いていてくれればいいのにね」

コーヒー1杯頼むのも結構大変です。

手を挙げたり下げたりバタバタやっていました。

やっと気づいてくれました。

そういえば、この間行ったライブハウスは違っていました。

”演奏中のご注文は手を挙げてお知らせください”と書いてあるだけに、さすが!です。

薄暗い中でも、手を挙げると忍者のようにスッとそばに来ています。

まるで、レーザー光線を張り巡らしたように視線を配っていました。

そんなことを思い出していると、

「すみませ~ん!!」

隣のテーブルのお客様が大きな声で店員さんを呼んでいます。

あれくらい大きな声で、店員さんを呼べる度胸のある人は困らないだろうなと思いながら

苦労して頼んだコーヒーをすする小心者の私たちでした。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 引き寄せ

2013/10/14

コスモスオレンジ2

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

大勢ある店や施設の何に惹かれて私たちは足を踏み入れるのでしょうか。

先日ある、たい焼き屋さんの前を通りかかりました。

カウンターには可愛い女性の店員さん。

目が合うとわずかに会釈はしてくれました。でも体は横を向いたままです。

惜しいですね。

せめて「こんにちは」の声でもあれば売り上げは増えていたはずなのに。

ふと、2年前に立ち寄ったから揚げ屋さんの女性を思い出しました。

「から揚げ」ブームであちらこちらに小さなお店ができていました。

どんなお店か興味があり、少し離れたところから覗き込んでいました。

今思えば不審者ですね。

私を見つけた店員さん、

輝くような、はち切れるような、こぼれるような、

う~ん、どれも当てはまらない、それ以上の笑顔で

「いらっしゃいませ。から揚げいかがですか」

思わず引き寄せられてしまいました。

買い方や、お奨めなど会話をしながら買い物をした帰り際

「すごく良い笑顔ですね。思わず引き込まれてしまいました」と言うと

「ありがとうございます!!」またまた形容するあらゆる言葉を超えた笑顔です。

店や施設は数えきれないくらいたくさんあります。

お客様や利用者様が引き寄せられるのは、難しい戦略ではないのでしょうね。

そこに立つ人の、明らかに自分に向けられていると感じる

「笑顔」と「こんにちは」たったこれだけなのかもしれませんね。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 一方通行

2013/10/13

標識

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

お奨めは一方通行ではない方がいいですね。

費用対効果からか、最近はあまり見かけなくなったスーパーのマネキンさん。

そうです。試食をお奨めし販売する人のことです。

昨日行ったスーパーに珍しくいらっしゃいました。

何をお奨めしていたかと言えば、柿です。

私も奨められて爪楊枝に刺した柿を一口いただきました。

ゴミ入れを指さし「どうぞ、爪楊枝はこちらに」。

他にも何かおっしゃいましたが、聞き取れませんでした。

試食した人を深追いすることなく次の人に「どうぞ」。

みなさん、食べるとサッサと離れていきます。

一方通行のお奨めはお客様も通り過ぎていくだけです。

試食販売のマネキンさんの禁句は「いかがですか」。

これだと「おいしいですね」で終わってしまうからです。

でもなかなかこれ以外の言葉が出てこないのが実態です。

何かひと言くっつけてみてください。

「甘さはいかがですか」「食感はいかがですか」「秋を感じませんか」

何らかの答えが返ってきます。

「お気づきになりましたか。実はこの柿、種が無いんです」

「食べやすいですね」

「季節の物は懐かしさも感じますね」

「昔はこの辺に柿の木がいっぱいあったのにねぇ」

行ったり来たりの会話は、売る人の人柄を伝えます。

 

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