黒岩智恵子の接遇セミナー お見送り
2013/09/10
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
用事があって、保険会社さんに行ってきました。
まず、目を引いたのが玄関マット。
ふわふわでホコリ一つ付いていない見事なマットでした。
そして丁寧なお辞儀でお出迎え。
まるで高級ホテルに来たようなイメージです。
担当以外の人と目が合っても、にっこり会釈です。
そこで働く方たちが、まるで職場は舞台とばかり完璧に応対してくださいます。
最後は、お見送りです。
わざわざ、エレベーターまでお見送りをしてくださいました。
「行ったり来たりで、お忙しいと思いますが
どうかお体にはお気を付けくださいませ。」
そんな言葉もかけてくださいました。
丁寧にもてなされた満足感は、自分の存在そのものの満足感にもつながります。
幸せな一日ですね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 先読みサービス
2013/09/09
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
仕事用の資料のコピーをしようと出かけました。
最近は便利ですね。
USBを持っていけばコピーできるお店もあります。
コピーを済ませレジへ。
清算する間、手に持っていた資料をカウンターの上に置きました。
すると、店員さんはサッと紙袋に入れてくださり
更に丁寧にビニールの袋に入れてくださいました。
外は今にも雨が降り出しそうでしたが、まだ降っていません。
でも、もうすぐ降りそうだし、バッグも布製だしと気を使ってくれたのでしょうね。
その後傘が役に立たないほどの土砂降りの雨になりました。
おかげさまでビニールの袋に守られた資料は無事でした。
服も靴もずぶ濡れになった自分の姿を見て
天気を予想し袋に入れてくれた店員さんに改めて感謝です。
オリンピックが東京に決まり
「おもてなし」の言葉があちらこちらで聞かれるようになるでしょう。
丁寧なあいさつや、言葉使いだけでは「おもてなし」は伝わらないですね。
その時、その人に合わせる、どうしたら喜んでもらえると考える。
本当の「おもてなし」はその先にあるような気がします。

黒岩智恵子の接遇セミナー 気配りも想像力です
2013/09/08
今日も接遇塾「接遇セミナー」のお立ち寄りいただきありがとうございます。
「領収証かレシートはよろしいですか」
100円ショップで仕事用の雑貨を買ったときのこと。
うっかり、レシートをもらわずに店を出ようとしたとき
店員さんがかけてくれた言葉です。
買った中身は、クレヨン5パック。
きっと個人用ではないと想像されたのでしょうね。
ところが想像に反して黙って出ようとした私。
そこで冒頭の声をかけてくれたのです。
想像力は1歩先のサービスを提供する元になりますね。
レジでの会計も、単なる作業だと思っていると浮かんでこないサービスです。
一生懸命考えて
思いついたら心にブレーキをかけることなく実行してみましょう。

黒岩智恵子の接遇セミナー あいづち
2013/09/07
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
おでんを買いにコンビニに行きました。
おでんがより恋しくなるのは、真冬よりもふと秋を感じるこの季節かもしれませんね。
この季節におでんのフェアをやっているコンビニはさすがです。
さて、そのコンビニでのこと。
「大根と、はんぺんと・・・」
店員さんは「はい、はい・・・」と相槌を打ちながら容器にとってくれます。
「それと・・・ロールキャベツと・・」
「はい、ロールキャベツ、おいしいですからね」
「はい」の相槌に「おいしいですからね」なんて言葉が加わると嬉しいですね。
お客様は、選んだ商品が間違いなかったという満足を得たいと思っているものです。
「お目が高い!」
なんて言葉もあるほどですものね。
「おいしいですからね」もこれに代わる言葉ですね。
ほっこり温かい言葉をもらった帰り道。
ゆっくり遠ざかる夏の背中が見えました。

黒岩智恵子の接遇セミナー 周りはすべてお客様です
2013/09/06
今日も接遇塾「接遇セミナー」のお立ち寄りいただきありがとうございます。
職場には、お客様以外の方が多くいらっしゃいます。
宅配業者さん、郵便やさん、検針の方、フリーペーパーを設置に来る方
セールスの方などもいらっしゃいます。
どんな態度で接していますか。
プロの方はすごいです。
「ご苦労様です」「ありがとうございます」「お気をつけて」
業者さんにも、出来る限りのおもてなしをしていらっしゃいます。
プロになりきっていらっしゃらない方(職歴の長さとは違います)は
「業者さん」として扱っています。
荷物を「そこに置いといて」はまだいいのですが
「ああ、そこに置かないで!邪魔になるから!」
「郵便です」に対して「・・・・」無言で受け取っています。
その時、業者さんや、郵便の方は
「感じが悪いな」と正直に感じます。
いつかお客様に代わる立場の方々です。
仕事を離れると、どこを利用するのか自由に選べる権利を持った方々です。
触れ合うすべての方が、私たちのお客様です。

黒岩智恵子の接遇セミナー 見た目
2013/09/04
今日も接遇塾「接遇セミナー」お立ち寄りいただきありがとうございます。
出張中、ランチのために入ったレストラン。
可愛い雰囲気がディスプレイにも、食器にもあふれています。
入店後すぐ、店員さんがお水を持ってきてくれました。
きれいな細工がしてある瓶に入れられたお水です。
おそらく中身は、普通のミネラルウォーターだと思います。
器が違うだけで、特別なお水のようです。
こんな些細なことが他店との差別化になります。
些細なことに気を配っているということは、
サービスもお料理も期待できる予感がします。
期待通り、お料理はおいしく店員さんの笑顔も満点でした。
普通のお水を「ふつう」にだすのか、
「わぁ、可愛い」と小さな感動を生むお水にするのかは
働く人のアイディア次第ですね。
思いついたアイディアは、やったもの勝ちです。

黒岩智恵子の接遇セミナー 心配り
2013/09/02
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日行ったイタリアンのお店。
静かな雰囲気で上質な空気感のお店です。
席に案内され、空いている隣の席へ荷物を置きました。
すると女性店員さん、
さっときれいな真っ白の布を持ってきて荷物にかけてくださいました。
セキュリティのためもあるでしょうし、
お料理や、お水をこぼさないため、
レストラン全体を見渡した時のきれいさもあるでしょうね。
「お客様のお荷物を大切に扱います」の気持ちが伝わってきます。
そして、それは間違いなく「お客様を大切にもてなします」につながります。
「おもてなし」を形にするにはどうすればいいのか。
私たちの職場にもまだまだ、やることがたくさんありそうですね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 本職は?
2013/09/01
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
夏休みも終わりです。
宿題の追い込み中なのか、地下鉄で見かけるお子様も少ないような。
そんな中、パパに連れられた男の子2人。
電車を降りて、すぐにホームから離れようとしません。
(もちろん安全な場所ですが)
どうやら、自分達が乗ってきた電車を見送りたいらしいです。
電車が動き始めました。
車掌さんは、指さし安全確認をしています。
男の子たちの前を通過しようとしたとき
指さし確認をしているもう片方で、「バイバイ」。
視線は前方の安全を確認しながらも、男の子たちに手を振ってあげていました。
もちろん、男の子たちは大喜びです。
「手を振ってくれたよ!」
パパも笑顔です。
車掌さんの本職は、安全確認ですが
もう一つ、大事な本職があるのですね。
きっと今日の絵日記は・・・。

黒岩智恵子の接遇セミナー 正直なのがウリですね
2013/08/31
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
もつ屋さん。有名なこともあってか夏場でも人気です。
10分ほど待って運よく入ることができました。
「幻のハム」メニューに書かれた手書き文字が気になりました。
ハムとは思えないお値段です。
店員さんに聞いてみました。
「本当に幻のハム?」
「はい。そこでしか作っていない貴重なハムだそうです。
でも、僕本当はその辺のことあまり詳しく知らないんです」
正直ですね。思わず笑ってしまいました。そして注文してしまいました。
きちんと説明できるのが満点接客ですが、
正直に言うのもパーソナルな魅力の表現かもしれないですね。
もちろん、誰でも真似できるものではありません。
「幻の」なんて表記は会話の呼び水です。
きちんと説明できるようにしておくことをおすすめします。

黒岩智恵子の接遇セミナー 親切
2013/08/30
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
昨日羽田空港に到着後、いつも立ち寄るパン屋さんに行きました。
いくつかトレーに乗せレジへ。
可愛い女性の店員さんが
「こちらは冷えたパンとお取替えしましょうか」
私が買ったパンの中に「冷やすとおいしく召し上がれます」と書かれたのがあったのですね。
すぐには食べないけど・・・と思いつつ
「はい!お願いします」
と答えました。
すると、わざわざ奥から冷やしたパンを持ってきてくださいました。
前に陳列してあるものから売りたいのが本音だと思いますが
わざわざ、私のために“声をかけてくれる”“手間をかけて持ってきてくれる”。
“心をかけてくれる”嬉しいですね。
商品の価格には、材料代、人件費、商材・・さまざまなものが含まれています。
「親切」は価格には含まれてません。
だからこそ大きな付加価値になるのですね。
だからこそお客様は「有難う」と言いたくなるのですね。

