接遇塾blog

接遇塾BLOG

表示件数:

黒岩智恵子の接遇セミナー 動くもの   

2013/07/14

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

夏の風物詩のひとつ「水中花」をふと思い出しました。

最近はとんと見かけなくなりましたね。

水の中で花びらが揺れるのが何とも涼やかなものでした。

動くものには自然と目が行きますね。

お店や病院、色んな場所にPOPやポスターが貼られています。

上手くスペースを利用してお知らせをしています。

しかし、どれほどの人が見てくれているか。

まずは、気づいてもらうことが大事です。

スイングPOP、花やリボンなど揺れやすいものを飾って動かしてみましょう。

今ならエアコンや扇風機の風を利用するといいですね。

視線の端で何か動いたなと感じると、視認性が上がります。

動いたものには、目が行きます!

そう、クモの巣やホコリにはくれぐれもご注意を。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 快適空間

2013/07/13

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

風鈴をつるしました。

暑さの中にも風が吹いていることを教えてくれています。

さてさて、今週は「スペース」についてお伝えしています。

昨日行った六本木ヒルズのおしゃれなカフェでのこと。

仕事の打ち合わせだったので、話しやすいように隅の席を選びました。

しばらくすると、私の後ろの席にお客様がいらっしゃいました。

「もう少し前に詰めていただける感じですか」

「(ン?詰めていただける感じ??)アッ、はい」

店員さんに促され、可能な限り椅子を前にひきました。

きっと店員さんも言葉を選んだのでしょうね。

できるだけやわらかい言い回しになるように。

お客様に何かをお願いするのは言いにくいものですよね。

何かをお願いするときは、クッション言葉を使ってみましょう。

「恐れ入りますが椅子をもう少し前にひいていただけますでしょうか」

その後「ありがとうございました」を忘れずに。

「恐れ入りますが」

「お手数ですが」

「申し訳ございません」

お互いに窮屈な思いをしない心の快適空間のために

クッション言葉はきっとお役にたちます。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 私の縄張り

2013/07/12

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

これだけ暑いと、少しの木陰でもありがたいですね。

さて、今日は昨日の続きです。

スペースは、お客様や患者様、利用者様との間にも必要です。

「縄張り」ですね。

心理学では「パーソナルスペース」とも言います。

半径1.5m~2mの距離、片手を伸ばしたぐらいですね。

それくらいの距離を保てば、圧迫感を与えずにすみます。

そうそう、以前絵画の展示即売会に誘われて行ったときのこと

担当の女性が、ぴったりくっついて絵画の説明をしてくれました。

「買ってください」のオーラがビシビシ伝わってきました。

最初から買う気のなかった私は

「買わされるのではないか」と結構ドキドキものでした。

何かをおすすめする場合は特に、

パーソナルスペースを確保してあげることが大事ですね。

空間があると、安心して選ぶことも考えることも逃げることもできます。

ちなみに絵画展示即売会では、やはり猛烈なセールスが始まったので

「この絵が似合う家を建ててから出直します」

と言ってそそくさと帰りました。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー スペースは必要です

2013/07/11

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

さて、今日は「スペース」のお話です。

昨日気の合う仲間とおしゃれな居酒屋さんに行きました。

個室のある落ち着いたお店です。

店員さんも、若くビジュアル系な方ばかりです。

個室故、注文する際は呼び出しホンを押して店員さんを呼びます。

数回このパターンが繰り返される、よくある光景です。

そこである一人の店員さん、

戸を10センチほど開けて、オーダーを聞いて行かれました。

しかも、無表情でかすかに動く目と口・・・。

おしゃれな雰囲気を出すためか、照明は落としてあります。

注文し終え、店員さんが戸を閉めた後、

「怖かったね・・・。」

ボソッと私たち。

覗き見するわけではないですので

もう少し戸を開ければ良かったですね。

そうすれば、恐怖を感じずに済んだと思います。

ご注文をうかがう際も

ドアの内側にお声掛けする場合も

せめてからだ全体が見えるくらいのスペースを開けましょう。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 物言う看板

2013/07/06

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

国道55号線。

海沿いを走るその道路のわきに1軒の雑貨屋さんがあります。

昔のコンビニみたいなものですね。

何でも売っているお店です。たぶん・・・。

「たぶん」というのは、一度も入ったことがないからです。

その店先に出ていました。

「今日はあります。寿司。
  
 寿司とはお寿しのことです。」

見事な達筆で書かれた看板。

どんな寿司なのか興味がわいてきます。

「いつもはあると思うなよ」と言ったメッセージも聞こえてきそうです。

土佐で言う「いごっそう」のご主人が浮かんできます。

「寿司とはお寿しのことです」

「寿司」を知らない人がいるからなのか

スペースが余ったから書いたのか。

時速50キロで走り抜けても、このインパクト!

ご主人に代わり、国道を走るドライバーに語りかける看板。

看板のポイントは「語りかけるインパクト」です。

思いっきりわいてきた想像と疑問を解決するために

勇気を出して、一度立ち寄ってみたいと思います。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 見つかりました

2013/07/03

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

見つかりました! 先日のブログで書いた友人の忘れ物。

さて、どこから発見されたでしょうか。

そうなんです。

1軒目のお店からです。

紛失から5日目に発見されました。

正確には、忘れ物探索の電話のあとすぐ発見されていたのですね。

「見当たりません」の言葉だけであきらめていたのです。

「もし見つかりましたら、連絡をお願いします」

とお願いしておけばよかったんですね。反省です。

忘れ物をしてしまった皆様、一度「見当たりません」と言われてもあきらめないでください。

接客者の皆様、

「今は見当たりませんが、もし見つかりましたらご連絡させていただきます。

 ご連絡先をお伺いしてもよろしいですか」

の一言をぜひお願いいたします。

出来れば、

「お困りですね」「(発見することができず)申し訳ございません」

の言葉を付け加えることができるといいですね。

無くしものをした心が休まる一言です。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 何が数字を作るのか

2013/07/01

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

忘れ物をした友人の代わりに、飲食店に問い合わせの電話をしました。

まず1軒目、電話に出てくれた女性店員さん

「どこにもみあたらないんですけど~・・・・」

「そうですか。お忙しい中ありがとうございました」

「あ~。は~い・・・」ガッチャン。

「・・・」の部分は、何か言ったようですが聞き取れませんでした。

仕方なく、忘れ物探索のため別のお店にも電話をすることに。

「はい!少々お待ちくださいませ」

「申し訳ございません。今のところ上がってきておりません。

 スタッフ全員に聞いて、見つかりましたら連絡させていただきます。

 連絡先をお伺いしてもよろしゅうございますか」

声の感じは、1店目の店員さんと同じくらい、

しかし、ずいぶん違った対応に感動しました。

忘れ物の問い合わせ電話とはいえ、

これも、お客様と店をつなぐ大切な縁の糸。

一つ一つの糸がほどけないように、結び目を作るのが接客者の仕事ですね。

結び目を作るチャンスはお客様がくださいます。

糸の数が多ければ多いほど、店も企業もしっかり立つことができます。

それを、物語るようにこの2店の業績は大きく違ってきているようです。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 大きな背中 

2013/06/26

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

昨夜は女子会でした。

様々な背景を背負って集まった女子たちのおしゃべりは尽きません。

しかも、個室でしゃべり放題です。

個室の扉は、昔懐かしい木の引き戸です。

その木戸をあけて、最初に挨拶してくれたのが

ここの店のご主人。

この店を予約してくれた友人いわく

ご主人は、必ず一度はすべてのお客様にご挨拶に顔を出すそうです。

どんなに、忙しくても!です。

昨晩も、火曜日でしかも雨だというのに満席状態。

お客様を呼び寄せる強力な磁石は、このご主人の姿勢なのでしょうね。

従業員さんも、見事なチームワークで仕事をこなしています。

店主の大きな背中から伝わる「思い」を形にしています。

お料理のおいしさに加え、居心地の良さに大満足した私たちは

背負っていた、それぞれの「荷物」が軽くなったのを確認し

晴れ晴れと店を後にしたのでした。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー 頑張れ新人さん

2013/06/25

今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。

2名体制だから速そう!と思って並んだスパーのレジ。

思ったより進み具合が遅いので、よく見ると「実習生」のバッジ。

指導役の方が見守る中、一生懸命レジ打ちしています。

よく見ていると、実習生だから遅いのではなく

丁寧なんですね。すべてが。

商品は常に両手で扱い、

水分が付きそうなものは、ビニール袋に。

そして、袋詰めの場所までかごを運んであげる心配り。

会計が終わると、丁寧にお辞儀をしながら「ありがとうございました」

まだまだ、手際よくとはいかないですが

初々しさが満開のレジ会計でした。

お一人お一人のお客様を、お客様として対応している新人さんでした。

 

黒岩智恵子の接遇セミナー

2013/06/22

 

現在のページ:HOME接遇塾blog


各種セミナーは東京・大阪・名古屋をはじめ全国で開催可能です。