黒岩智恵子の接遇セミナー 「花笑み」
2013/05/23
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「よひら」と書かれた看板を目にしました。
実際には難しい漢字でしたが・・・。
変わった苗字だなと思いながら、そのお店に入ってみました。
折り紙や、あぶら取り紙のお店です。
せっかくだからと、折り紙を購入。
レジの女性に、
「珍しい苗字ですね『よひら』なんて」
「あっ、苗字じゃないんです。ひらは花びらの意味です。」
「へー、そうなんですか」
「はい。『よひら』は紫陽花の別名なんですよ」
彼女は嬉しそうにそう話してくれました。
「あ~、なるほど。勉強になりました」
短く交わした会話でも、彼女のお店に対する姿勢を知るには十分でした。
はにかんだように、控えめに話してくれたその姿は
やがて季節を迎える紫陽花が微笑んでいるようでした。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「ソフトにお断り」
2013/05/22
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
デパートの中にあるカフェでのこと。
有名な食器ブランドのカフェだけあって高級感があります。
お客様は女性ばかり。
みなさんおしゃべりに夢中で、かなりのにぎやかさです。
私も久しぶりに会った友人とおしゃべりをしていると
携帯電話が「ブーブー」と鳴り始めました。
「ブーブー」はバイブの音です。
とりあえず電話に出て、席を立とうとしましたが
荷物が多く、すぐ立ち上がれずモタモタしていると
店員さんが、近づいてきてテーブルの上の小さな札を指し示し
「申し訳ございません」
札には「携帯電話はご遠慮ください」の文字が。
店外に出て、電話を済ませ再び中に入ると
入り口近くにいた男性店員さんが、
「札がわかりづらくて申し訳ございません。ありがとうございました。」
注意をしたことのフォローのために
入り口付近で待っていてくださったのですね。
しかも、「注意書きが小さい店側の責任です」との気遣いまで。
さすがですね。
さすがです!

黒岩智恵子の接遇セミナー 「皆でお詫び」
2013/05/21
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
セミナー会場を探しに行った時の続きです。
実は、感動したことがもう一つあったのです。
希望の時間が開いていなくて、
あきらめて帰ろうとしたところ
受付けの女性は、
「申し訳ございません」と頭を下げてくださいました。
と、その時、
「申し訳ございません」
後ろで事務作業をしていた、もう一人の女性も
立ち上がり、頭を下げてくださったのです。
私と、受付けの方のやり取りが聞こえていたのでしょね。
「ご希望に添えず、ごめんなさい」
といった、さりげない思いが伝わってきました。
がっかりするより、大事なギフトをいただいた気がしました。
会場が開いていなかったからこそ
いただけたギフトでした。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「起承転結」
2013/05/20
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
今日はタクシードライバーさんのお話です。
「空港までお願いします」
「はい、かしこまりました」
さあ、ここから約20分くらいドライバーさんと2人です。
当たり障りのない話を、2~3して終わる方。
ずっと着くまでだんまりの方。
ドライバーさんも色々です。
今日のドライバーさんは、すごかったです。
「お客さん、自分の話をさせてもらっていいですか」
そこから始まり、なぜ今高知に住んでいるのか
家族構成、お孫さんの話・・・。
楽しく、愉快に、そして時々ほっこりするお話が続きます。
目的地が近づいてきました。
まだまだ続きそうなお話に、
どうやって終わらせるのか気になり始めました。
ところが、さすがですね!
到着し、ブレーキを踏んだところで話もちゃんと「オチ」がつきました。
まるで計算していたように起承転結!
運転技術もさることながら、話術まで!
たくさんの話のネタを持っているのも
接遇のプロとして大切なことですね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「先手必勝」
2013/05/19
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「あまり咲いてません。すみません」
庭園の入園券売り場でのことです。
花が見ごろを過ぎたのでしょうね。
申し訳なさそうにおっしゃいました。
入園料を払って、
後でがっかりさせないようにとの気配りですね。
お客様にとって、悪い情報は
言いにくいことほど、早く言うことが大事です。
「先手必勝」とまではいかないですが
時間がたつほど、雲行きは怪しくなります。
言葉通り、花はすっかり終わっていましたが
「まあ、こんなもんだろう」と出口の花壇に目をやると
「ごめんなさい」というように
大きな牡丹の花が頭を下げていました。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「『いたしかねます』の先へ」
2013/05/18
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
セミナーや研修会場の手配に行くことがあります。
そんな時、お目当ての時間が開いていないこともしばしば。
「申し訳ございません。その時間は予約が入っております」
大抵は、その言葉で終わってしまいます。
それはそうですよね。
それ以上はどうしようもありません。
しかし、彼女は違っていました。
「私が、他の施設も調べてみます」
受付けの女性は、おもむろに
デスクの上にあったPCを開き始めました。
接遇の場では、お客様の要望に添えないことがあります。
「いたしかねます」
そこから先に、本当のサービスがあるのかもしれませんね。
そこから先、自分ができることがないのか
マニュアルや会社の決まりを超えて考えることが
せっかくできたお客様との縁、
「赤い糸」の結び目になるのかもしれませんね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「アドリブ」
2013/05/17
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
GW後の空港は、閑散としています。
売店もお客様がパラパラ。
こうなるとレジの店員さんも気合が入らないのでしょうね
おしゃべりに夢中です。
「だから~、私は最大限に譲歩したわけよ」
「ねぇ、それ以上はできないのよね」
「そうそう!それでね」
意地悪な私は、話が最大限に盛り上がったところでレジへ。
ピタッと会話が宙ぶらりんに止まってしまいました。
こうなると、意識が一旦他に向けられますので
盛り上がったおしゃべりには戻れなくなります。
少なくとも、私が去った後はお二人とも黙ってお仕事されていました。
「職場は舞台」、舞台にアドリブはつきものですが
私語雑談はNGです。
でも、手持無沙汰になるとついつい・・・。
私もそうですが、女性はおしゃべりが大好きですものね。
では、どうすればいいのでしょうか。
くっつくからいけないんですね。
暇なときには、従業員さん同士離れて作業しましょう。
単純なようですが、私語雑談はなくなります。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「内部の話 言葉使い」
2013/05/16
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
さてさて、昨日の続きです。
2つ目の間違いは、従業員どうしの言葉使いです。
「2階に上がるよ!」
ぶっきらぼうに言った言葉は
店の雰囲気をくら~くしてしまいました。
作業上、必要な言葉も
お客様に聞こえる場合は、
せめて「です」「ます」の丁寧語が基本ですね。
3つめの間違いは、「不機嫌」です。
きっと何かがあったのでしょうね。
その気持ちを引きずったまま、お仕事をされていたのでしょうね。
「不機嫌」は個人的なものです。
お客様が押し付けられる筋合いのものではないですね。
気持ちは6秒でコントロールできるといわれています。
好きな言葉を10個いう
頬の肉を上に持ち上げる
気持ちをコントロールする方法です。
ぜひ、試してみてください。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「内部の話」
2013/05/15
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「みんなにシフトの話してくれた?」
「はい、みんな見てました」
レストランの従業員さん同士の会話です。
その会話がされているのは、レストランフロアの真ん中。
お客様のテーブルのすぐ横。
「職場は舞台」とするならば、丁度ステージの中央ですね。
しかも、上司と思われる彼は少々不機嫌気味。
その後も、不機嫌な彼は厨房に向かって
「2階に上がるよ!」
さあ、接遇の間違い探しです。
少なくとも3つはありそうですね。
そうです。まず一つ目は、
内部の話はバックヤードでするということです。
この場合はステージ上で、
「自分の出番はみんなわかってるの?」と言っているみたいなものですね。
お代金をいただいている舞台ではありえないことです。
では、あと2つは何でしょう。
続きは明日のブログで。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「ありがとう」
2013/05/14
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「明日の朝、1台お願いしたいんですけど」
「はい、ありがとうございます」
タクシーの予約電話を掛けた時のことです。
お待ちしておりました!喜んで!と言わんばかりの返事。
これですよね!
まずは「ありがとう」です。
「明日、予約をしたいんですけど」
「はい、明日の何時ですか」
「お名前をお願いいたします」
「ご連絡先を・・・」
といった事務作業の応対をされる場合があります。
お電話をいただき「ありがとうございます」
ご連絡をいただき「ありがとうございます」
お問い合わせいただき「ありがとうございます」
ご注文をいただき「ありがとうございます」
状況によって、「ありがとう」の意味は変わってきますが
事務的な応対に入る前に、まずは「感謝」ですね。

