黒岩智恵子の接遇セミナー つなげるひと言
2013/06/21
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
どんな場面でも、次につなげる接遇のひと言は大切ですね。
初めて行った美容院で、美容師さんに言われた言葉です。
「今回は、これくらいの長さにしておいて
1か月後にもう少し短くしましょうか。
そうすると、くせ毛も気にならなくきれいにまとまります。」
そう、次回もここに来ることをイメージしてしまうのです。
しかも、次回はもっときれいになるイメージです。
新規顧客の獲得よりも、来店頻度を上げる方が
コストをかけずに売り上げをあげられるので、どこの企業も力を入れていますね。
ポイントカードや、クーポン券よりも確実に効果があるのは
こんな、一言なのかもしれませんね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 見た目年齢
2013/06/19
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
美容院に行くと店員さんが雑誌を渡してくれます。
結構退屈しのぎになりますよね。
しかし、あの雑誌のチョイスはどうやっているのでしょうか。
雑誌といっても最近は、年代に合わせて様々です。
そう、年代に合わせて・・・。
合わせられると嫌ですよね。
実年齢より少し若向きの雑誌だと、なんか嬉しくなるのは私だけでしょうか。
美容師さんに聞いたことがあります。
「どうやって雑誌を選んでいるの」
「やはり、少し年代を下げてお持ちします」
やっぱりね!さすがです!
TVでもご年配の方に年齢を聞いた後
「お若く見えますね」「お元気ですね」「そんなお年に見えないですね」
決まり文句のように言っていますよね。
いくつになっても、若く見られるのは嬉しいことです。
ところで、美容院の皆様。
雑誌は、真剣に読まないので結構早めに見終わっています。
「雑誌を交換してもらえますか」
は、なかなか言えない人が多いです。
もう少し、早めに交換していただけうと嬉しいのですが。

黒岩智恵子の接遇セミナー
2013/06/18
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日のブログ ノリのいい店員さんの続きです!
テーブル会計をすませ、おしゃべりをしながら帰り支度をしていた私たちに
またまた、店員さんが近づいてきました。
「こちらをどうぞ」
今度はミネラルウォーターを1本ずつプレゼントです。
ミネラルウォーターの名前は『ありがとう』
クーポンと一緒に手渡すのではなくて
別々にいただくことで、嬉しさはちゃんと2倍になりますね。
帰り際は、特に大切なビジネスチャンス!
重ね重ねの声掛けはお得意様になった気分です。
バッグの中に500mlの『ありがとう』を入れて
「また来ようね」といいながら、
新丸ビルの7階を後にしました。

黒岩智恵子の接遇セミナー ノリと気配り
2013/06/14
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
友人と新丸ビルのレストランに行ってきました。
6時に集合にもかかわらず、予約で一杯。
8時30分までならOKとのことで、
とてもかわいいイラストでいっぱいのお店に決めました。
ドリンクが少なくなったところで、店員さんが
「飲み物はいかがですか」
「う~ん、今どうしようか考えていました」
「そうよね~、どうしようか」
なかなか、決まらない私たち。
「じゃ、とりあえずお水でもお持ちしましょうか。
お水飲みながら、ゆっくり考えてください」
ノリのいい店員さんです。
表情もとても豊かです。
そして、時間がきました。帰る時間です。
先ほどの店員さんが
「今日はゆっくりしていただけず、すみません。
これ今度ご利用ください」
とドリンクサービスのクーポン券をくださいました。
このクーポンの渡し方が上手かった。
こっそり、小声で一人ずつ渡してくれたのです。
特別扱いされた気持ちになりますね。
たとえ、みんなに渡しているものだとしても・・・です。
そして、この店員さんの気配りはまだまだ続きます。
では、次回のブログで!

黒岩智恵子の接遇セミナー 「大丈夫ですか」
2013/06/12
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「ねぇ、こんな対応どう思う?」
知り合いが、家族でレストランに行ったときのこと。
食事が終わりおしゃべりをしていると
食器を下げに来た店員さんが
「お味は大丈夫でしたか」
と聞かれたそうです。
「えっ?なんて答えればいいの」(これは心の声です)
「アッ、ハイ!大丈夫です」
と答えたものの、はたして「大丈夫」とは???
きっと、「お味はいかがでしたか」と聞きたかったのでしょうね。
そう聞いてくれると、
「おいしかったです。」と答えることができます。
まあ、本当においしかった場合はですが。
伝えられたシェフも
「大丈夫だそうです」と伝えられるよりも「おいしかったそうです」
の方が嬉しいですよね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「お釣り銭」
2013/06/05
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
最近の100円ショップは、とてもおしゃれにリニューアルされています。
入り口に入ると、ポップな色とデザインに一気に楽しくなります。
安いうえに、何でもそろっていて楽しいですよね。
私も楽しくお買い物をして、いざレジへ。
一番早そうなレジに並びました。
「ただ今このレジは1万円札は使えません。
よろしいですか?
もし、1万円でお支払なら別のレジへお願いします」
「はっ?」
こんな応対って、ありなんですね。驚きました。
レジで並んで自分の番になって、こう言われるお客さまって・・・。
「売ってやっている」殿様商売を久々に見た感じでした。
内部の事情はあったにせよ、
お釣り銭を十分に準備するのは開店準備の基本です。
消費税が上がることを見込んでのリニューアルだと思いますが
何か、大事なことを見失っているような気がしますね。
最後のレジの応対で、多額の費用をかけたリニューアルは
瞬時に色あせてしまいました。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「必要なだけ」
2013/06/03
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
昨日の続きです。
ワイパーって1本単位で取り替えてくれるんですね。
左右セットだと思っていました。
「ワイパーの交換をお願いします」
「はい、ありがとうございます」
「両方ですか」
そう言いながら、ワイパーをチェックしてくださいました。
「片方だけで良さそうですね」
もとから、1本単位で売っているのかもしれませんが
誠実な感じが伝わってきました。
やはり、最初の「ありがとう」の効果でしょうか。
『必要なときに、必要なだけ』の売り方がいいですね。
「これでは、見えにくかったでしょう」
あまりのすり減り具合に、、驚いたのでしょうか。
心配そうに、そう言ってくださいました。
『必要なとき』はずいぶん前だったようですね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「ありがとうのパワー」
2013/06/02
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「ありがとう」のパワーはすごいですね。
季節は梅雨。
車のワイパーが擦り切れて、視界が大幅ダウン。
今日こそは、取り替えないと!と決心しガソリンスタンドへ。
まずは、
「ガソリン満タンにお願いします」
窓からひょいと顔を覗かせそう言うと
「はい、ありがとうございます!」
文字で書くと伝わらないですが、
この「ありがとう」がすごかった!
頭を下げながら、力強く「ありがとう」!!
その一言で、話しやすそう、親切そう、明るい人みたい、良かったこの人で。
ありがとうの言い方で、こんなに伝わってきました。
お客様側の対応も、ここで大きく変化します。
お客様や、利用者様がなぜかいつも自分には冷たい・・・
と思っている方は、
この「ありがとう」の言い方を変えてみるといいかもしれないですね。
魔法のように、いいえ、それ以上に
お客様や利用者様との関係に変化がありますよ。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「本音」
2013/06/01
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
よく行くレストラン。
新メニューがあると気になります。
う~ん、写真はおいしそうだけど?
デザート一つでも、失敗はしたくないですね。
そこで、店員さんに
「写真はとってもおいしそうだけど、どうかな?」
「はい。おいしいです」
「本当においしい?」
「はい」
「自信がある?」
「あの~・・。私のおすすめはどちらかというと、こちらです」
あらら、やっぱり定番の方がおすすめとのこと。
お店の方が言うから間違いないでしょう・・・と
おすすめの方を注文。
それにしても正直な店員さんですね。
お客様の側に立って、本音を教えてくれた店員さん。
失敗しなくてよかったです。
その、正直さに免じてまた行きますね。
ちなみに、問い詰めたのは友人です。私ではありません。念のため。

黒岩智恵子の接遇セミナー 「境界線」
2013/05/31
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
おしゃれな家具屋さんを覗いてみました。
家具以外にもおしゃれな雑貨がいっぱいです。
店員さんもイケメンがズラリ!
そう、ズラリ販売カウンターの向こう側に並んでいます。
何をやっているのかというと・・・おしゃべりです。
ちらっと私の方を見ましたが、そのままおしゃべりです。
女性店員さんは、商品を並べ直したり動き回っています。
社員さんなのでしょうか。
私服姿のイケメントリオはずっとカウンターの向こう側です。
まるで、カウンターはお客様との境界線のようです。
広い店内、外からも死角になっているカウンターの向こうは
きっと彼らにはオアシスなのでしょうね。
お買い物をすると、おしゃべりの邪魔になりますので
そのまま失礼させていただきました。

