黒岩智恵子の接遇セミナー アクセス中です
2013/07/25
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
色んな形のパスタを並べてあるイタリアンレストランがありました。
「変わった形!珍しい」「アッ、あれ可愛い!」
店の外からガラス越しに覗いていました。
気付いた店員さんが、ドアを開けて笑顔で
「よろしかったら、どうぞ」と声をかけてくれました。
しばらく悩んだ末、夕ご飯には早いし・・
店員さんの笑顔に、立ち去り難い思いを残しながら、また今度にしようと決めました。
外からお客様が覗いていても知らん顔の場合が多いですよね。
せめて会釈だけでもあるといいですね。
どんな職種でも、つながりますよ!ご縁が!
お客様が接近中です。
無表情で外をぼーっと見てませんか。
笑顔のスイッチをオンにしましょう。

黒岩智恵子の接遇セミナー 共感することが大事です
2013/07/24
セミナー受講生さんが書いてくれたスマイルです
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
マンモグラフィー検査に行ったときのこと。
小心者の私は、不安がいっぱいです。
「痛かったらどうしよう・・・」「仮病使って帰ろうか・・・」
不安がMAXになります。
「何か不安がありますか」
笑顔の看護師さん。白衣の天使とはよく言ったものですね。
「はい・・・痛いですよね」
「ああ、そんな噂ですものね」
「すごく痛いですか」
「そうですね。痛いの嫌ですよね」
(「やっぱり痛いんだ」)
「でも、すぐに終わります。我慢できなかったら言ってくださいね。」
笑顔とフレンドリーな説明と、何より「痛いの嫌ですよね」と共感してくれたこと。
リラックスして検査を受けることができました。
不思議です。リラックスすると痛みは和らぎます。
「大丈夫ですよ」「そんなことないですよ」
「少し我慢してくださいね」
その言葉の前に「そうですよね」まず受け止めて
「痛いの嫌ですよね」共感して、
「大丈夫ですよ」とそっと投げ返す。
安心と優しさのキャッチボールです。

黒岩智恵子の接遇塾 デキル人
2013/07/23
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
唐突ですが「デキル人」とはどんな人なのでしょうか。
セミナー会場の予約に行ったときのこと。
常連らしいご婦人が10月の予約を申し出ていました。
男性職員さんが「空き室状況を確認します」とにこやかに応対。
すると、すかさず近くにいた女性職員の方が
「その日は満室です!」と上目づかいでピシャリ!
10月なんてずいぶん先ですが、予約状況を把握しているんですね。
お仕事ができるんでしょうね。
彼女に頼めば間違いないという安心感が、そのスキのない表情からも伺えます。
う~ん!惜しいですね。
そこにソフトな言い方が加われば、文句なしの「デキル人」なんですけどね。
そこに、せめて5分咲きくらいの笑顔があればステキなんですけどね。
「デキル人」の軍配は、にこやかな男性職員さんに上がりそうですね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 和やかに始めましょう
2013/07/22
鎌倉 長谷寺の和み像です。
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「『ありがとうございます』という言葉を多く使ってください」
高校生のアルバイトさんを雇ったとき、初日にお願いした言葉です。
「『すみません』と言いたくなるところも『ありがとう』と言ってください」
「はいっ!」と元気に答えた彼女は
いきなり初日からお客様の人気者になりました。
「何でも『ありがとう』と言うんだね」
笑顔で声をかけてくれたお客様にも
「はいっ、ありがとうございます」
「新しいアルバイトさん?」と聞かれたときも
「はいっ、そうです。ありがとうございます」
彼女には「笑顔で応対してくださいね」なんて教えなくても
お客様がどんどん笑顔にしてくださいました。
ただただ、感謝さえしていればいいんですね。
彼女の姿に教えられました。
教えることは、教わること。
「ありがとうございます」

黒岩智恵子の接遇セミナー 買いたくなる言葉
2013/07/21
ミツマタの花。紙幣の原料になる植物です。
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日運試しをしました。
そうです。宝くじを買ってみたのです。
窓口で購入していると、後ろから
「今日は大安です!縁起がいいです!」
のぼりを持って大きな声で呼び込みの真っ最中です。
「今日は大安なんですね。知らなかった」
「そうなんです。彼は新入社員なんですよ」と窓口の女性。
暑さと声を張り上げることで、顔を真っ赤にしながら頑張っていました。
「大安」この言葉を聞くだけで、「今日買わないと」という気になりますね。
道行く人も、ふと足を止めていました。
「大安」からはいいことしか連想しないですね。
動機を起こさせる言葉は、こんなシンプルな言葉かもしれませんね。
明日はもう少し「買いたくなる言葉」についてお伝えします。
ちなみに私の買った「ロト7」は私以外の誰かに当たったようです。
おめでとうございます!

黒岩智恵子の接遇セミナー 成功と落ち込み
2013/07/20
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
もうすぐ夏休みですね。
アルバイトをされる方も多いのでしょうね。
先日のブログで書いた「呼び込み」のお仕事の方もいるかもしれません。
私も何度も経験しました。
結構勇気がいるものです。
そして無視されると結構落ち込むものです。
パンフレットさえ受け取っていただけないことも。
「私は呼び込みしているお店には入らないの」
とおっしゃったお客様もいらっしゃいました。
でも圧倒的に、反応してくださるお客様が多いのも事実です。
私が心掛けていたのは、
・「こんにちは」とあいさつから始める
・大勢に声掛けするのではなく、1人に絞って声をかける
・反応してくれなくても「ありがとうございます」と言う
・遠くにいる人にも笑顔で会釈する
この「遠くの人にも笑顔で会釈する」には
結構多くの方から反応をいただきました。
「どこかでお会いしましたっけ」
「お友達でしたでしょうか」
「私に挨拶してくれたの?」
「いい笑顔ですね」
わざわざ近くに来られておっしゃってくださいました。
大変だけど、頑張った分だけいい思い出になります!

黒岩智恵子の接遇セミナー 声掛け
2013/07/19
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
競争の激しいデパ地下での呼び込みは大変ですね。
苦手な店員さんも多いと思います。
人間は「無視」されることほど辛いことはないですものね。
心が折れそうになることもあると思います。
そんな中で、たくましくお客様を集めている方もいます。
どこが違うのか注意して見てみると・・・。
「軸」が違うんですね。
やはり、片足に重心をのせて休めの姿勢の店員さんからは
「どうせ買ってくれないですよね」のオーラが出ているようです。
軸がしっかりしている店員さんは、自信を持っておすすめしている感じです。
フットワークもいいです!時々通路に出てきて呼び込みをしています。
会話もお客様に合わせています!セールストークだけではないです。
ブレない軸は伸縮性も、柔軟性もあるようです。

黒岩智恵子の接遇セミナー おすすめの言葉
2013/07/18
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
スイーツのお店での続きです。
デパ地下はすぐ隣に同業者がいるので呼び込みがとても重要です。
女性を振り向かせる言葉って何でしょうね。
女性はお買い物をするとき、口に出す出さないは別として
結構言い訳をしています。
「自分へのご褒美」
「今日ぐらいは贅沢しても」
「別腹、別腹」
「カロリー少な目だから」
ねっ、女性の皆様、思い当たりませんか。
「1週間頑張った自分へのご褒美にいかがですか」
なんておいしそうなスイーツが並んだショーケースの向こうから言われると
ついつい、口元も財布も緩んでしまいそうですね。
そうそう、
「ダイエットは明日から」なんて言葉も流行りましたね。

黒岩智恵子の接遇セミナー 受け取る人で決まります
2013/07/17
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
さてさて、今日も昨日に続き「接客用語」のお話です。
お話の舞台は昨日と同じスイーツのお店です。
私がショーケースに近づくと
「おひとつからでもご用意しますよ」
少し斜めに向きながら店員さんが声をかけてくれました。
なぜ「ひとつ」と思ったのでしょうか。
確かにデパ地下のスイーツのお店では「ひとつ」は買いづらいかもしれませんね。
ほんとうは一つしか必要ないのに、無理に2~3個買う時ってありますよね。
その気持ちを察して言葉をかけているのかもしれません。
でも私はこの日2個買う予定でした。
「一つしか買いそうに見えなかったのかな」
と冗談っぽく思いながらケーキを選びました。
「おひとつからでも・・」の「でも」がないほうが良かったかもしれませんね。
接客用語は受け取る人で決まります。
何を言ったかよりも、何が伝わったかの方が大事です。
長くなりました。
この続きはまた明日にしましょうか。

黒岩智恵子の接遇セミナー 接客用語
2013/07/16
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「こちらに954円ご用意してお待ちください」
これは、あるデパ地下でスイーツを買ったとき店員さんが言った言葉です。
キャッシュトレーを差出し、にこやかにおっしゃいました。
「こちらにご用意して??」
代金を告げる言葉としてはおかしいですね。
スムーズに対応するにはどうしたらよいのか考えたのでしょうか。
そして最善策が、お客様には代金を告げ商品を準備する間に
準備をしておいてもらうことだったのでしょうか。
確かにお金を出す際、手間取るお客様はいらっしゃいますものね。
いやいや、もしかしたら彼女の前職は官公庁か何かだったのかも。
「印鑑を用意してお待ちください」とか言いなれていたのかも。
色々想像しながらも1000円札を「ご用意してお待ちして」いた私は
スムーズに会計を済ませ商品を受け取りました。
「ご用意」だけはせめてやめた方が・・・心の中で思いながら店を後にしました。

