黒岩ちえこの接遇セミナー 意外と驚きます
2014/01/18
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
昨日美容院に行きました。
シャンプー台に寝かされて、さあ、これからシャンプーという時
ジャー!!
当然ながら、お湯が出る音なのですが
私は、これに「ドキッ」としてしまいました。
意識がぼ~っとしているとき、意外といろんなことに「ドキッ」とするものです。
お客様の近くを通るとき、ひと言声掛けは必要ですね。
商品を何気なく見ている人に話しかけるときも
くれぐれも、背後からいきなり話しかけることのないように。
お仕事柄、お客様の体に触れる場合は
「少し触れます」「失礼いたします」
など、一言があるといいですね。
不意に触れられると、鳥肌が立つ・・・なんて方も多いですので
くれぐれもご用心。

黒岩ちえこの接遇セミナー 節分商戦
2014/01/17
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
お正月が過ぎたと思ったら、いきなりお店は節分色です。
もう、恵方巻きを陳列しています。
POPならまだしも、商品は早いんじゃない?
と思われるかもしれませんが、これが戦術ですね。
日ごろ、何気なく見ていると必要なときに思い出してくれます。
「今日は節分ね。でも子供は海苔巻食べないし・・・
そうだ!コンビニに恵方巻きロールケーキがあった!」
「恵方巻き、どこで買おうかな・・・。ああ、いつものスーパーに
確かあったよね。あれにしよう」
と言った具合です。
商品があった映像が脳に記憶されているのですね。
必要なときに、脳は答えを引き出しから出してきてくれます。
引き出しに入っていない答えは出しようがありません。
やはり、早め早めのアピールが大切ですね。

黒岩ちえこの接遇セミナー 騒音
2014/01/16
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
通りがかりのコンビニに立ち寄りました。
丁度商品の搬入時間ということもあり
コンテナがたくさん積み上げられています。
店員さんは3名。
早く陳列したかったのでしょうね。
やや殺気立っています。
そのうちのお一人が、
「あなた、レジは●●さんがやるから、こっちをやって!!
アルバイトさんらしき女の子に指示を出しています。
そして、コンテナを床の上に
ズシ~ン!ズシ~ン!と置いていきます。
横に立っていた私にも振動が伝わってきます。
「ズシ~ン」は私にはどう聞こえていたのでしょうか。
そうです。
「早く帰って!」「邪魔だからどいて!」
と聞こえてくるのですね。
耳を通り越したところで「音」は意味を持ちます。
そそくさとお買い物を済ませた私は、
ズシ~ン、ズシ~ンに送られて店を出ました。

黒岩ちえこの接遇セミナー お辞儀をする駅員さん
2014/01/14
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
大勢の人が通過していく駅の改札で
駅員さんが、一人一人の乗客に頭を下げていました。
一人一人に頭を下げるように・・・そう教わったのかもしれません。
あるいは、自分で頭を下げようと決めてそうしているのかも。
しばらく、感心しながら見ていました。
・・・が、誰一人駅員さんに挨拶を返して通る人はいないのです。
そう、駅員さんは頭は下げているのですが
「・・・う~す」「・・・う~す」
としか声が聞こえてこないのです。
しかも、声は頭を下げた時点で言っているので
彼の声は床に落ちてしまっているのです。
目の前を通り過ぎる乗客には、届いていないのでした。
もったいないですね。
もったいないです。
乗客の数だけの「ありがとうございます」は駅員さんの足元に
落ちては消え、落ちては消えを繰り返されているのでした。

黒岩ちえこの接遇セミナー 忘れ物
2014/01/13
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
3日ほど前のブログがタイトルのみになっていることに気づきました。
記事を書いて「更新ボタン」をクリックしないといけないのですが
どうやら、それを忘れて閉じてしまったようです。
「忘れる」というのは加齢とともに増えていくようです。
・・・しかし、それ以外にも忘れる原因はあります。
私たちの脳は、一度に一つのことにしか焦点が当たらないようになっています。
お料理中に冷蔵庫を開けながら「ああ、洗濯物を取り込まないと・・」
と思っていると、「あれ?何をするために冷蔵庫開けたんだっけ?」
シャンプーをしながら明日の予定を考えていると
「あれ、リンスしたっけ?」なんてこともしばしばです。
私的なことは、被害が少ないですが
お客様の対応中となると、クレームにつながります。
他の物に意識がいかないように集中しましょう。
電話の周辺の余計なものは片付けましょうね。
お客様の応対中に他の物に意識がいってしまい。聞き抜かってしまう・・・
なんてこともありますから。
私もPC周辺を片付けることから始めます。

黒岩ちえこの接遇セミナー キャッチボールの名手
2014/01/12
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「今日は忙しい方ですか」
レストランで食器を下げに来た店員さんに話しかけました。
「いえ、今日は暇な方です」
・・・で始まった彼女との会話。
まあ、何を聞いてもポンポンと小気味よく返事が返ってきます。
彼女の場合返事だけではなく、プラス一言が返ってくるのですね。
例えば上記の返事に続いて
「飲み放題コースもやっているんですが、そういったお客様が多く
いつもはウェイティングがかかるほどなんです」
「女性客が多いのにデザート類が少ないですよね」に対しては
「そうなんですよ。以前はもっとたくさんあったんですけど
今は和菓子中心になっています。でもわらび餅は好評なんですよ」
次の会話の呼び水がプラスされているのです。
「そうですね。伝えておきます」
だけで終わりそうな会話が、わらび餅の話題につながっていきます。
そしてテイクアウトのお土産まで売れてしまう結果につながるのです。

黒岩ちえこの接遇セミナー ほんの一言ですが・地下鉄編
2014/01/11
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
程よく暖房が利いた電車内は
これまた程よい振動で眠気を誘います。
ぼーっとした意識の中で、目的の駅の名前が告げられると慌てて降りる。
そんな人が多いのでしょうね。
車掌さんのアナウンスが聞こえてきました。
「お降りになる際には、お忘れ物のないように
身の回りをお確かめの上・・・」
聞きなれているアナウンスです。
車内でもあまり関心を示している人はいない様子。
・・・そして、アナウンスは続きます。
「え~、最近は手袋の忘れ物が非常に多くなっています。
くれぐれもお気を付けください」
向かいに座っていた男性の乗客の方が、ポケットをゴソゴソ確認を始めました。
いつものアナウンスだと、音楽のように聞き流してしまいますが
こんな一言があると、意識が向けられますね。
ポケットの中にお目当てのものがあったのか
向かいの男性は、また居眠りの世界に戻っていきました。

黒岩ちえこの接遇セミナー ほんの一言ですが
2014/01/10
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
「到着地の気温は5度でございます」
機内のアナウンスから、東京の寒さが告げられました。
5度と言えば・・・そう冷蔵庫の温度ですね。
外食企業で働いていたころを思い出しました。
「庫内の温度は0度~5度」
これを一日何度もチェックするのです。
いよいよ、冷蔵庫内に飛行機が突入しました。
皮のジャケットの上にダウンも着ようか、首に巻いたファーはどうしよう
寒さ対策を思案していると
「本日は○○航空をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。」
CAの方のアナウンスが聞こえてきました。
「本日は64名のお客様と3名の赤ちゃんにご搭乗いただきました。」
まあ、なんとも新鮮な温かみのあるアナウンス!
決まりきった言葉だと、聞き流してしまいますが
赤ちゃんに至るまで、ありがとうの気持ちが伝わってきました。
ほんの一言ですが、気持ちを込めたオリジナルのひと言は
「冷蔵庫内」の温度を一気に温めてくれたのでした。

黒岩ちえこの接遇セミナー 品出し、陳列
2014/01/09

黒岩ちえこの接遇セミナー 余韻
2014/01/08
今日も接遇塾「接遇セミナー」にお立ち寄りいただきありがとうございます。
手で指し示した時、物をお渡しした時
手を差し伸べた時
戻しの動作を、ゆっくりとしてみてください。
より、「やさしさ」」の余韻が残ります。
逆に戻しの動作が早すぎると、せっかくの「やさしさ」が乱暴に見えてしまいます。
差し出した手を体に戻してくるときは、ゆっくり、ゆっくりが基本です。
そして、両手で何かをお渡しした時は
両手を同時に戻してくるよりも
すこ~し、ずらして片手ずつ引いてくると更に優雅に見えます。
意識するだけで、今日からできます。
ぜひ、トライしてみてください。

