接遇塾blog

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文章は短く

2022/10/13

本屋さんに単行本を仕入れに行く。

長期の出張が控えているゆえ3冊は必要だ。

本を物色中

男性客が本かゲームを売りに来た。

女性店員さんがなにやら説明をしている。



これが、よくもまあ息切れがしないものだと感心するほど

一文に切れ目がない。

しかも早口だ。

音声は聞こえているが、何を言っているのかわからない。

伝わらなければ結局言い直さないといけないので時間の無駄になる。

伝え方のポイントとしてはいくつかあるが

一文は短く

大事なことを言う前には間を開ける

これが出来るだけで随分伝わりやすくなる。

店員さんの説明は続いているが

私にはもはや異国の言葉にしか聞こえなかった。

 

接客のライン

2022/10/12

スニーカーより軽量の靴を探した。

靴屋にはなくてブティックで見つけた。

試着ら何やらで店員さんとは結構会話をした。

靴を購入し数時間後

同じモールの中のフードコートで店員さんにバッタリ。

が、店員さんは気づかず横目でチラ見。

購入時の笑顔を見ることはなかった。

接客のスタートラインはどこにあるのかわからない。

ゴールもどこなのか定かではない。

いやいや、そもそもそんなものはない。

「お客様」とどこで顔を合わせるかわからない。

会社員時代、社長に言われた。

「町の中を頭を上げて歩くな」

人を見たら会釈をしろということだ。

せめて職場周辺くらいは気を付けたいものだ。

 

ゆとりがないと親切はできません

2022/10/11

近くにオープンしたハンバーガー屋さん。

セルフオーダー端末を使ってオーダーをする。

前回トライした時は

途中で機械がフリーズした。

結局、対面レジで注文したのだ。

今回は機械とも親交を深めトラブルもなかった。

70代くらいの女性が端末の前に立った。

機械の前でしばし動かなくなった後

あろうことか私に使い方を聞きに来た。

親交は深めたが人に教えられるほどではない。

聞かれたことだけをサラッと答え

後ずさりをした。

ご婦人はは端末を操作していたが

会計の画面で止まってしまった。

人生経験から私には声をかけても無駄と思ったのだろう。

私の方を向くこともしなかった。

近くにいた若い男性が

「現金払いでしたらカウンターで注文した方がいいですよ」

優しく声をかけた。

「ああ、ありがとう」

女性は嬉しそうに答えカウンターへ向かった。

男性のやさしさはそれだけではなく

ご婦人が中断した画面を「キャンセル」してあげていた。

人に親切にするには「余裕」が大事と

改めて学んだのであった。

 

落としたコイン

2022/10/10

コンビニで買い物をした。

最近のレジは預り金を入れると

お釣りがジャラジャラと自動で出てくる。

そのジャラジャラを店員さんが床に落とした。

本来だと落とした小銭はそのままで

ドロアの中からコインを取り出しお客様に渡すのがマナーだ。

しかし

取り出そうにもドロアは開いていない。

キーを持ってきれば開くだろうが

店員さんもそこまではしない。

拾い上げたコインを

何事もなかったかのようにトレーに載せて返してくれた。

研修をしていてつくづく思うのが

従来のマナーは過去の遺物になっているのが結構ある。

「落としたコインはそのまま、ドロアから別のコインを返してください」

などと言うと

聞いている方は「へ?」っと思うだろう。

「わざわざドロアを開けるのですか」と言われてしまう。

現実的ではない。

かといってそのまま返すのもNGだ。

自分で落としたコインはそのまま財布に入れるのに

人が落としたものをそのまま返されると不快に思う。

人間とはそうしたものだ。

手元にあるペーパータオルなどでさっとふくのがベストだ。

息を吹き埃を払う

手で拭う

自分の服で拭く

などは昨今の状況からして避けた方が良い。

 

誤字・脱字

2022/10/09

気付いていない間違いは結構あるものだ。

今後の予定もあってブログを読み返してみた。

誤字・脱字が結構ある。

中でもコーヒーの種類を間違えていたのには

我ながら閉口した。

ブルーマウンテンを買ったのにキリマンジャロと書いていた。

研修の資料も見直しをしたはずなのに

誤字・脱字が結構ある。

自分で打ち込んだ文字は自分が見直しても間違いに気づかない。

文字は知らず知らず全体で読んでいるからだ。

「ありがうとござまいした」

「その通りでごいざます」

「明日こらちからまいります」

正しく読めてしまうのだ。

一字一字見ているようで見ていない。

まして、自分の書いたものであれば

尚更、全体を一気に見て「これでよし!」となる。

他人にチェックしてもらうに限る。

私は家人にチェックを頼む。

書いた本人でなくても上記の理由で間違いを見落とすことがある。

その場合、最終確認者に

責任転嫁をすることが出来る。

 

売る気

2022/10/08

「仕入れてくれたものは俺が全力で売る」

山梨のスーパーの店長さんがテレビで話していた。

その売り方とは

マイクパフォーマンス。

商品を丁寧に説明するだけではなく

従業員さんのことも愛情をこめて紹介する。

「商品を並べるだけでは売れない」

まさにその通りとテレビに向かって拍手を送る。

マイクパフォーマンスのスキルもさることながら

大繁盛店の所以は

買ってもらいたいんだ!

お客様が来てくれることが嬉しいんだ!

その気持ちが前面に出ているところにある。

「話しかけるとお客様が嫌がるから」

と、腰が引けているようでは

商品は売れていかない。

もちろん、しつこく話しかけるのはNGだが

「いらっしゃいませ」に続く言葉くらいは言う方が良い。

そうしなければ

「売る気がない」と受け取られる。

売る気がない人の店で買う気になるお客様は

殆どいない。

 

予想通り閉店しました

2022/10/07

やはり閉店してしまった。

以前このブログにも書いたスイーツ屋さん。

人出が足りなくてお昼休憩時に一時閉店していた店だ。

既に次の出店が決まっていたので

場所としては悪くないのだろう。

売り物も同じスイーツだ。

閉店するだろうという店は大体わかる。

従業員さんが疲れ切っているのだ。

売れないことが当たりまえになり

負け癖が付いてしまっている。

加えて店も埃や汚れが増えていく。

利益を生まない店舗に投資をすることは難しいが

掃除はできる。

閉店してしまったスイーツ屋さんも

ショーケースの中の商品が倒れていたり

ショーケースの上が色んなもので煩雑になっていた。

自論ではあるが

打つ手なしの状況だとしても

汚れやほこりが無くなるだけで閑古鳥は住みにくくなるものだ。

 

景気の良い話

2022/10/06

空港に着くまでの時間を図ったようなトーク劇場だった。

タクシードライバーさんの話だ。

実に話題が豊富だ。

しかも明るく景気が良い。

数千万~数億円のワイン、ウイスキー、鯉の話だ。

雑談を苦手とする人が多い。

何を話したら良いかわからないということで

研修でもよく相談を受ける。

使えるトピックスと同時に明るい話題にするように伝える。

暗い話題は体に悪い。

「最近の景気は底なしですね。物価は値上がりばかりで。近所のご主人もリストラになったようです。

なんか曇ってきましたねえ。カラスも鳴いてるし」

そんな話をされると帰りはどんより暗くなる。

言葉は耳から体の中に入ってくる。

誰しも

暗い言葉で気持ちを満たしたくはない。

少々、脚色してもいいので

明るい話題をするに限る。

 

配慮の言葉

2022/10/05

「あまりお時間がないのですがよろしいですか」

2時20分。

オーダーストップまで10分、店を閉めるまで40分。

アイドルタイムは店を閉めるようだ。

慌てて料理を注文する。

「ギリギリの時間にスミマセン。3時までですよね」

「もう少し大丈夫ですから、お料理も秋らしくなっています。

どうぞゆっくり召し上がってください」

優しい配慮だ。

その言葉に甘えてゆっくりすることはないが

そう言ってくれるだけで気持ちにゆとりができる。

従業員さんは早く後片付けをして帰りたい、休みたい

だから、早く帰ってほしいと思うものだ。

気持ちとは逆の言葉をかけることによって

「感じの良いお店だ」

「また来たい」

再び足を向ける動機づけになr。

 

福の神

2022/10/04

彼女は高らかに良く笑う。

笑い声で店の中に光が舞う様だ。

いや

実際にはお金が舞い込んできている。

彼女はブティックの店員さんだ。

服を勧めながらも冗談を言いながらも

周りの空気を浄化するように良く笑う。

笑い声に呼び寄せられるようお客様がドンドン入店する。

他の店のようにバーゲンをやっているわけでも

お得商品の札もない。

なのにレジには購入商品を持ったお客さ様の列ができた。

当たり前だが

明るいところに人は集まる。

そして

明るいところでお金を使いたくなる。

明るいところで買ったものは「福」がたんまり付いてきそうだ。

 

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