接遇塾blog

接遇塾BLOG

表示件数:

チーズについて一考

2026/01/15

出張の乗り継ぎで伊丹空港にいる。

3時間の待ち時間だ。

昼食をとるためカフェなどとしゃれこむ。

ミックスサンドを注文する。

一口、食し「しまった」となる。

チーズがたっぷりと挟まれている。

私はチーズが苦手だ。

というより、乳製品が年とともに食べられなくなった。

私の体とは逆行して、世の中の食べ物にはほとんどチーズが入っている。

そんなに世にチーズ好きがいるのか。

チーズは食べ物に不可欠な代物なのか。

いや、それ以前に

チーズを本当においしいと皆、思っているのか。

「おいしい」と言わなければ村八部にされると思っているのか。

正直に「臭い」という人は罰せられるのか。

ミックスサンドの中ではチーズが幅を利かせている。

チーズが触れていない部分だけを

敗北感を味わいながら食べる。

伊丹

 

すぐやる

2026/01/14

私は年季の入った文具好きだ。

家の近くに「紙」を扱った店があることを知り訪ねた。

ナビは「目的地に到着しました」と得意げに言う。

しかし

どこにも店らしき建物はない。

電話をかけ場所を聞く。

小道を抜けた先にやっとのことで「はこいろかみ」という店を見つける。

本業は箱をつくる会社だそうだ。

丁寧な仕事さゆえのきれいな商品の数々に

嬉々としてノートを数冊買いこむ。

さて、おせっかいの本題だ。

「店がわかりづらい。特にあの小道は車から見えない。

あそこに看板を置くべきだ」

自分の方向音痴は、この際伏せておく。

「そうですよね。すぐにやります!」

まだ若い店主は答えた。

成功への鍵は意外とシンプルだ。

やれることは全てやる。すぐにやる。

そこには「言い訳」など入り込む余地はない。

はこいろかみ

写真は自宅に戻り撮影した戦利品の一部

 

山の上の本屋さん

2026/01/11

山の上の本屋さんを訪ねた。

「ぽつんと1軒家」に出てきそうな道をひたすら上っていく。

こんなところに本屋さんがあるのかと不安になる。

車の行き違いも難しい山道だ。

かくれんぼでもしているかのような看板を見つけた。

石垣に支えられた古民家にたどりつく。

店主の女性が笑顔で迎えてくれた。

近頃は大きな書店に行っても買いたい本は見つけにくい。



ここの本屋さんは数分で7冊も見つけてしまった。

コーヒーをいただきながら、庭と向かいの山を見る。

懐かしい香りのする「きしまめ茶」と干し柿をふるまってくれた。

店主の女性は某都会から引っ越してきたらしい。

会話が会話を呼び、時の間に流れ込む。

風が景色を揺らして行く。

「また、来よう」

道中はきついが、心がそう決めたから

また、来るしかない。

山の上の本屋さん

 

明けましておめでとうございます

2026/01/05

2026年 明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

おかげ様で2025年 ご依頼いただいた企業様の
大きく変化する姿を拝見することができました。

研修をさせていただく側として
企業さまの数字に責任を持つのは当然ですが
毎回、その姿を拝見するのは特別感があります。

高知に生活の拠点を移し
高知から各地に出張するスタイルも慣れてきたこの頃。
最寄りの駅にチケットを受け取りに向かう。
2人のご婦人が券売機に話しかけている。
最近は、みどりの窓口も券売機が主流だ。
遅遅として進まないのは覚悟のうえで列に並ぶ。

後ろに並ばれたご婦人の焦りが見える。
焦ると、どうなるか。
そう、ミステイクが起こるのです。
そうなると、さらに時間がかかる。

焦らさないためには
焦点をずらすことが大事だ。
わざと、家人にどうでも良いことを話しかける。
わざと、ご婦人に背を向ける。
興味はないが、真剣にポスターを見る。

あなた方を急かしてはいませんよ
私たちは時間も余裕もたっぷりあります

を、わかりやすくアピールする。

券売機の前だけでなく
今年は「我」よりも「他」を優先できるよう
余裕のある年にしたい。

 

ミュースカイの贈り物

2025/03/15

一か月の内、2回ほど中部国際空港を利用する。

出張先の駅から空港まではミュースカイに乗る。

短い時間でも読書をして過ごすので

車窓の景色を眺めることは少ない。

空港が近づき車掌さんのアナウンスが聞こえてきた。

「これからの旅が皆様にとりまして素晴らしいものとなりますように」

乗客の内、何名かは間違いなく旅行客だ。

私は仕事を終え自宅に帰る身だが

なぜか気分がウキウキしてくる。

自分もこれから異国に旅立つような気分になってくる。

車窓に繰り広げられている景色に目をやる。

やっと視聴者を得た景色は

緩やかさを増しながら後ろに流れていく。

まるで「行ってらっしゃい」と手を振っているようだ。

全て車掌さんのアナウンスがきっかけだ。

言うべきか、言わざるべきか

迷った際には

それがお客様のためになる、喜んでもらえると思ったら

心にブレーキをかけることなく

言葉にする方が良い。

それがサービスという贈り物になる。

 

最高のチョコ

2025/02/25

研修で毎月お伺いしている企業様で

またまた素晴らしい感動をいただいた。

バレンタインのチョコ

甘いもの好きの私にとってはこの上ないプレゼントだ。

しかも

マネージャのお嬢様の手作りチョコまで!

プレゼントを考えてくれた時間

チョコを手作りしてくれた時間

「ありがとう」だけでは表せない「ありがとう」を手にして

どうやってお返しをしていくかを考える。

本気で考える。

チョコ

 

気配りの美少女

2025/02/08

中部国際空港から鹿児島に向かう。

新幹線でも飛行機でも移動は必ず読書をして過ごす。

夕方のフライトなので上空まで機内は暗くなる。

読書灯が必要だが機体によっては手が届かない。

読み始めた本を膝に置き読書灯の位置を確認する。

読書灯までの距離-私の腕の長さ=かなり余る

中腰になれば問題なく届くが

体はベルトによって機体に結わえられている。

仕方なく本を閉じて瞑想を決め込んだ。

すると

私の右腕をノックする者がいる。

目を向けると窓側に座ったお嬢さんが

「読書灯、つけましょうか」

私の動作を見て気を利かせてくれたのだ。

20代くらいの

~坂とか、何とか48にいそうな美しいお嬢さんだ。

こんな私の所作など見て見ぬ振りもできたのに

親切に声がけしてくれたのだ。

いつもより明るく感じる読書灯に

まだまだ日本も捨たものではないと確信した。

 

観音様に見えた

2025/01/27

名古屋の企業様に向かう。

前回とは別の企業様だが今月2度目の名古屋へのフライト。

左手のギブスはなかなか取れず

手荷物を預けるのも一苦労だ。

「5Dの座席をご予約いただいておりますが変更はございませんか」

スタッフの声がけに

「お隣は空いていますか」

わがままと思いつつ聞いてみた。

ギブスをつけているとお行儀よくできず

お隣にも迷惑をかける可能性がある。

「今のところお隣は空いておりますので

このまま、どなたもいらっしゃらなようにブロックいたします」

それだけでも「神対応」なのに

「お怪我早く治りますように」

後光のさす笑顔で声をかけてくれた。

そして

「お気をつけて」

更なる笑顔と言葉で見送ってくれた。

それは、まがいもない観音様の姿だった。

 

忘れ物がくれた縁

2025/01/16

先日は名古屋のクリニック様の研修だった。

朝早くからの研修なので前日に名古屋入りする。

家人に車で空港まで送ってもらった。

空港ビルに入った途端、寒さにウっとなる。

なんと、コートを忘れてきてしまったのだ。

もはや家に戻る時間はなく名古屋駅周辺で買うことにした。

名鉄百貨店に直行

お客様が視野に入ると店員さんは奥に入っていく

百貨店特有の接客スタイルだ。

加えて閉店前なので何かと作業にいそしんでいる。

百貨店の接客はこうしたものだとわかっているが

もう少し積極的になっても良いのではとコートを物色する。

「良かったら羽織ってみてください」

百貨店らしくない店員さんの明るい声が聞こえた。

この声を聞いた瞬間

「ここで買おう」と決めた。

どんなコートがどれだけの価格であるのかもわからないのに。

ショップの名前を見る。

聞いたことのあるブランドだ。

値段とかデザインではなく、この人から買いたいと思った。

予想にたがわず感じの良い店員さんで

コートを忘れて出張に来てしまったことまで話した。

「それは大変ですね。でもそのおかげでこうしてお客様とご縁が出来ました」

こういう言葉が即座に出てくる。

良い店員さんだ。

思わぬ出費だったが

忘れ物は「良いご縁」を招いてくれた。

 

目が良い人

2025/01/12

『目が良い人』

視力が良い人のことではない。

サービスが良くできる気が利く人のことだ。

先日、ドラッグストアに行った。

店内で目的の商品を探していた私は

先にレジに並んでいた家人に

「やっぱりなかった」と告げた。

サクサクとレジ打ちをしていた店員さん

「何がなかったのですか」

普通なら簡単にスルーする私の言葉に反応し声をかけてくれた。

「涙目に利く目薬です」

すぐにマイクで薬剤師さんを呼んでくれた。

結果、1500円ほどの目薬を購入した。

この売り上げは

紛れもなくレジの店員さんの功績だ。

作業をしながらもお客様の動向に注意している。

『目が良い人だ』。

言い換えれば気が利く人だ。

過剰に丁寧な日本流サービスより

目が良い人を育てる方が業績は向上する。

 

現在のページ:HOME接遇塾blog


各種セミナーは東京・大阪・名古屋をはじめ全国で開催可能です。