接遇塾blog

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お勧め上手

2023/05/15

京都駅はいつにもまして大勢の人だ。

今回はなぜか

生八つ橋を色んな種類試してみたくなった。

出張の際には自分へのお土産も必須である。

「こちらのお菓子はクッキーと最中が一緒になっています」

店員さんに声をかけられた。

この忙しい時間帯、レジは6台フル稼働。

そんな中、フロアに立ち商品を奨めているこの女性。

恐らく、売り上げを担ったエースであろう。

「試食をどうぞ」と言われ菓子をもらう。

「せっかくいただいたのでひと箱買います」

試食はせずに買おうとすると

「先にどうぞ試食してみてください。そうしたらおいしくてもっと買いたくなります」

「お奨めが上手ですね~」

「ありがとうございます」

にっこり笑った彼女は

間違いなくこの店のエースだ。

 

ロープレで伸びる企業様

2023/05/12

昨日は姫路の企業様で接遇研修。

状況を設定し、ロープレでの訓練を繰り返す。

最初はテキスト通りだが

その内、皆様アドリブが入ってくる。

安定した話し方

明るい声が際立っている方

どんなに長く話しても全て聞き取れる話し方の方

これまでのアドバイスが要所要所にきちんと生かされている方

どんどん上達しているのは数字を見てもわかる。

繁忙期の目標もクリアしたとのこと。

ロープレは演技に近いかもしれないが

状況設定をしっかりし

フィードバックをしてあげれば演技がやがて実力に変わる。

とにかく繰り返すことが大事だ。

ありがたいことに私が伺っている企業様では

ロープレを嫌がる人はほぼいない。

(本心は嫌がっているかもしれないが)

繰り返すたびに上手になっているということは

まだまだ伸びしろがあるということだ。

今後がますます楽しみだ。

 

売る人の責任

2023/05/07

空港でお土産を物色。

百貨店で行列ができている有名なクッキーを発見。

他の商品と共にお会計へ。

その有名なクッキーは取り扱い注意のようで

店員さんが

「こちらの商品はまっすぐにお持ちください」

注意を促す。

そして、紙袋に他の菓子折りと一緒に詰めてくれた。

「このままの状態でお持ち帰りください」

件のクッキーは他の菓子折りに3方を囲まれるように詰められている。

「動かさないようにお願いします」

これだけ注意されたら慎重になる。

生卵よりも慎重に扱った。

おかげ様で無事に持ち帰ることが出来た。

しつこい店員さんのように思えるかもしれないが

商品は代金と交換すれば終わりではなく

美味しく召し上がっていただくまでが売る側の責任。

店員さんはその責任を見事に果たしたわけだ。

 

CAさんもマスクを外していた

2023/05/05

昨日は飛行機移動。

先月29日のフライト時もマスクは通常通りだった。

今回もほぼ全員の乗客の方々がマスクを着用している。

5類以降はどうなるのか

次に飛行機に乗るのは9日だ

そう思いながら搭乗する。

ドリンクのサービス時間になりCAさんが近づいてきた。

あら、なんと美しい笑顔。

ん?、何か違和感がと思いもう一度お顔を拝見。

マスクを着用していなかった。

久しぶりに見る口元まで美しいCAさんの笑顔だ。

一時は防護用の眼鏡までしていたのを考えると

マスクをしていない姿に逆に安心感を感じる。

企業研修でお伺いしている会社さんも

早々にビニール幕、アクリル板を撤去した。

非接触型のレジや券売機が増え

サービスの接点が激減した。

これまで以上にサービスの質を上げていかなければいけない。

接客業でマスクなどしている場合ではない。

・・・と思いつつ

まだ外せない小心者の自分がいる。

 

余計な一言を言う人

2023/05/02

けんぽで受ける健康診断に行ってきた。

年1回、毎年この時期だ。

GW中でも結構な人が来ている。

全てが終わり、最後はドクターの診察。

ファイルを診察室の前の箱に入れるシステムだ。

ファイルやら上着やらを手に持っていたので

先に廊下の前の椅子に荷物を置こうとすると

「ファイルをいただきます。箱に入れないと呼ばれませんからね~」

スタッフの方がファイルを取りに来てくれた。

それは良しとして

「ファイルをいただきます」

これも親切でありがたい

「箱に入れないと呼ばれませんからね~」

これは余計な一言である。

どうしても余計な一言を言いたくなる人がたまにいる。

言われた方はカチンときてもクレームを言うほどではない。

とはいえ、世の中はそう甘くない。

中にはクレームを言う人もいる。

クレームには決まって

「そんなつもりで言ったのではない」と申し開きをする。

しかし

言葉を発する時の感情は増幅されて相手に届いていく。

余計な一言は飲み込むに限るのである。

 

チェーンプロセスを崩す

2023/04/30

家にいる日は毎日掃除をする。

ダイエットを兼ねているので拭き掃除を満遍なくする。

結構、疲れる。

汗がじんわり、息も切れる。

当然、最後の方は手抜きしたくなる。

ルーティーンで仕事をすると同じ現象が起こる。

気力・体力・知力・集中力

色んなものが限界に近づくから当然である。

こういった場合の解決策として

順番を入れ替えると良い。

気合十分で最初にとりかかるところは

今まで見えなかったものが見えてくる。

我が家は浴室が後回しだったのが

一番最初にとりかかることで

なんと、壁まできれいになった。

毎日同じ作業をするのは疲れるが

順番を入れ替えるだけで仕上がりが違ってくる。

 

格式のある料亭

2023/04/27

宮﨑、、鹿児島~長崎へと到着。

明日は新規の企業様で電話応対研修。

今夜は夕ご飯をご一緒いただいた。

素晴らしい老舗の料亭。

中居さんのサービスが何とも素晴らしい。

格式がある型にはまったサービスではなく

親しみが感じられる応対だ。

お刺身など大皿で提供されたお料理は全てとりわけてくれる。

「お魚食べてくださいね」

「長崎はお魚がおいしいんですよ。

家はいけすがあるので釣ってきたお魚をそこに入れるの」

親戚の家に来ているような雰囲気である。

格式の高さに圧倒されたが

緊張感はいつしかなくなり

ただただ、お料理に舌鼓を打つ。

二見

 

人を喜ばせるのが接遇

2023/04/26

「先生の講義が一番良かったです」

研修終了後、LINEが届く。

これほど嬉しいことはないと心から思う。

「接遇」とは形や難しい理屈ではなく

相手が喜ぶこと。

自分は研修をする側だが

実はこうやって教えられることが多い。

どんなに不安なことや困ったことがあったとしても

途端に気持ちが軽くなる。

そんな言葉やメールを自分はどれだけ贈ることが出来ているか。

来し方を振り返り考える。

言葉を尽くす。

心を尽くす。

行動に移そうと心に決める。

 

発表の場を与える効果

2023/04/25

発表の場を与えるのは成長の鍵になる。

研修で伺っている企業様

今回は社員の方、全員集合の会議。

通常は幹部の方々の発表が主だが

今回は女性スタッフの方がデータに基づいた分析を発表された。

毎月、接遇研修に参加してくれているメンバーだ。

堂々と発表する姿に拍手を送る。

こういった機会を与えるのは大きな飛躍につながる。

彼女たちは数字のデータを発表するだけでなく

そこから見えてきた次なる手もしっかり発表できていた。

来月からの研修もますます楽しみになってきた。

発表する場を与えること

スポットライトを当ててあげること

間違いなく飛躍のきっかけとなる。

 

主観が違う

2023/04/24

飛行機のチケットが普段と違うので空港のスタッフさんに聞いてみた。

「あちらの青い背の高い機械で手続きをお願いします」

青い背の高い・・・

航空会社のイメージカラーが青なので

青は目印にならない

背の高い・・・何を基準に?

「わかりました」

わかっていなくてもそう答えてしまう性格。

とりあえず「あちら」と指示された方に進む。

青い背の高いものがあるが・・・これではない

背はそんなに高くないがこれかなと狙いを定める。

ようするにチェックイン機でよかったのだ。

「背の高い」は具体的のようでお互いの主観で異なる。

名前が付いているので「チェックイン機」だとわかりやすい。

通じなければ「壁側に並んでいる機械」でもよかった。

伝えるとは、かように難しいものだとつくづく思いながら出張をスタートした。

 

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