接遇塾blog

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目を引くお仕事ぶり ゴミ拾いと呼び込み

2019/05/30

今回は4日間の九州出張。

最後は佐賀です。

駅前のホテルにチェックインし夕ご飯をどうしようかと駅の周りをウロウロ。

駅の前に散らかった紙屑を拾っている女性がいます。

紙屑を拾いながら

「こんにちは!」

満面の笑みで挨拶してくれました。

「こんにちは」と返事をして一旦その場所から離れました。

数分して再び駅に戻ると先ほどの女性が

「焼き鳥はいかがですか」

ハンドビラを持って呼び込みをしています。

「ごめんなさい。私はお酒が飲めないので・・・」

「焼き鳥だけでもいいですよ」

う~ん、ごみを拾っている姿といい

笑顔の挨拶といい

行ってあげたい!・・・しかしお酒が飲めない、しかも一人

居酒屋さんは結構ハードルが高いです。

結局「ごめんなさい」とお断りしました。

駅前の呼び込みは勇気がいったり、暑かったり、無視されて凹んだり

結構大変です。

彼女はそんな中、ごみを拾ったり笑顔で挨拶したり

目を引くお仕事ぶりです。

やっぱり行ってあげればよかったかな・・・

しばらく後悔した私でした。

 

出し惜しみなし 何ができるか

2019/05/28

明治座に行ってきました。

いつも思うのですが

お土産売りがは活気がありますね。

休憩時間にふらっと除くと

「人形焼きいかがですか。ゆず入りです」

試食を差し出され

つい手に取ってしまいました。

試食をするともう駄目ですね。

結局一袋買うことに。

「これがいいですね。あっ、やっぱりこちらがいいですね」

店員さんは並んでいる商品を見比べながら

一番良さそうなのを選んでくれました。

このひと手間が嬉しいですね。

得をした気分です。

お客様には「得をした」と思わせるのが商売の秘訣です。

ここからは友人に聞いた話

ブティックで洋服を買おうと決めて

店員さんに「これの新品はありますか」と聞いたそうです。

店員さんはストックを探しに行ってくれたそうですが

「前に出ているのから売ってよね」

という店長さんの声が聞こえてきて

店頭に出ていたのを買う羽目になったそうです。

新品のストックがあるのに出し惜しみされた気になり

損をした気持ちになったのは言うまでもありません。

それから友人の足はそのブティックから遠のきました。

やがてそのブティックがどうなったか。

残念ながら閉店してしまいました。

 

予測は大事です

2019/05/26

いつもの散歩ルートの途中にある中華やさん。

まだ新しいお店です。

でもあまりお客様が入っているのを見かけません。

しかし

今日は違っていました。

なんと

行列ができています。

向かいの公園のベンチに座りしばらく見ていました。

またお客様が2人来ました。

更に一人と行列はどんどん長くなります。

どうやらお値段を安くしたキャンペーンでチラシを入れたようです。

まるで動く気配のない行列にあきらめたのか

2人のお客様が帰っていきました

その間も通行人がイーゼル看板を除いています。

ああ、また一人帰っていきました。

もったいないですね。

せっかくチラシをいれたのに準備不足だったようです。

しかも店のドアは開くことがなく

外の様子を見に来る余裕ももちろんなく

覗きに来ては帰っていくお客様の数をお店の人は把握できていません。

もったいないですね。

お客様が来ない日が続いてキャンペーンを打ったのだと推測しますが

予測しきれていなかったようです。

予測をするというのは難しいですが

せめてピーク時に満席になり何回転するかでシミュレーションしておけばよかったですね。

 

人は言葉よりも行動を信じます

2019/05/24

セミナー会場でお昼ごはんを食べることにしました。

今日は和服をお召しになっている方がたくさんいらっしゃいます。

きっと何か集まりがあるのでしょうね。

そんな和服の方々の隣の席に座りました。

さすがに漏れ聞こえてくる言葉も上品です。

普段からそうなのだと思いますが、和服になると更に言葉使いも上品になりますよね。

和服のご婦人たちは食事が終わりドリンクバーを追加しました。

比較的立ちやすい側のご婦人が他の人の好みを聞いてドリンクを取りに行きました。

「一人だと持つのに大変なのよね」

席に残ったご婦人が言いました。

「あっ、私行ってきます」

促されるように、別のご婦人がドリンクバーコーナーへお手伝いに行きました。

そして

それぞれに飲み物を運んできました。

「まあ、すみません」

「申し訳ございません」

「まあ、ありがとうございます」

「ほんと、恐れ入ります」

ドリンクを持ってきてもらったご婦人たちは感謝の言葉のオンパレードです。

・・・が、このご婦人たちはびくとも動きません。

最初に立ち上がったご婦人と手伝いに行ったご婦人は

ドリンクバーとテーブルを数回往復しています。

・・・が、残ったご婦人たちはびくとも動きません。

運んでいたご婦人たちの笑顔にも陰りが見えてきました。

人は言葉よりも行動の方を信じます。

どんなに言葉をかけられても

行動が伴わなければ

その言葉は意味をもたないまま相手に届いてしまいます。

 

ひときわ目立つユニクロの店長さん

2019/05/23

先日出張先でユニクロに行きました。

紫外線アレルギー対策に帽子を購入するためです。

帽子を手に取り他の商品の見ていました。

「いらっしゃいませ」

きらっと明るい声

きらっと洗練された表情

スマートな立ち姿

なぜか他の店員さんとは違います。

購入を決めた帽子を持ち会計に並びました。

並んでいたのは私だけでした。

と、先ほどのきらっとした男性スタッフが

小走りでレジにやってきて

「どうぞ」

まあ、なんて素早いんでしょう。

1秒でもお待たせしない思いが伝わってきます。

名札を見ると店長さんでした。

会計が終わるころ

「あっ、」

と私が要望を言おうとしたら

「タグを取っておきますか?」

「はい。お願いします」(なんでわかったんだろう)

そして

「あの」

と次の要望を言おうすると

「袋は必要ないですか?」

「はい」

私が言う前に要望を先読みしてくれるのです。

しかも正解です。

私が発した言葉は「あっ」と「あの」だけです。

AIに負けない知能です。

こんな風にサービスはお客様が言う前に察して先に先に提供すること。

それが感動につながります。

それが固定客づくりにつながります。

しかし

ここは青森

私は残念ながらリピータにはなれませんでしたが。

 

チャンスをつぶしてしまってごめんなさい

2019/05/05

うどん

連休前は佐賀の企業様で研修でした。

仕事を終えた帰りの福岡空港。

飛行機の便まではまだ間があるので食事をすることに。

やはりラーメン屋さんが多いですね。

どこもおいしそうですが、もっとあっさりとしたものがいいかなと

歩き回っていると

うどん屋さんを見つけました。

どんなメニューがあるかと近づくと

入り口付近に男性店員さんと若い女性店員さん。

どうやら指導中のようです。

「ほら、行っておすすめして」

男性店員さんに促され、

「お客様、よかったらおだしをどうぞ」

小さな紙コップにおだしを入れて試食を進めてくれました。

私はここにしようと決めていたので

「あっ、入ります」

と答え試食をお断りしました。

・・・が、後で考えると

試食を受け取り会話をして

「じゃあ、ここにします」

といった方が彼女の練習になったのにと反省。

お奨めをするのも、試食を勧めるのも

広告チラシを配るのも

結構勇気がいるものです。

せっかく勇気を出して勧めてくれたのに。

成功体験を作ってあげられずごめんなさい。

ちなみに

おうどんはとてもおいしかったです。

 

一貫性を持った教え方

2019/05/04

近くのスーパーでのこと。

「カゴは一つだけ残しておくようにね」

男性の店員さんが10代ぐらいの若い女性店員さんに指導をしています。

どうやらアルバイト初日といった感じです。

袋詰めが終わったカゴ置きにたまったカゴを入口に戻す指導のようです。

カゴ置きに一つ残すのは

ここがカゴ置きですと知らせるためのようです。

次のカゴ置き場所へ一緒に移動していきました。

ここにも使用済みのカゴが20個以上積み上げられています。

「一つだけ残す」と言っていた男性店員さんは

なんと

10個ぐらい残して

「まあ、徐々に覚えればいいからね」

とうず高く積まれたカゴの半分ぐらいを取り上げました。

アルバイトさんは「はい」と素直に後をついていきます。

彼女はここで何を学んだのでしょうか。

彼女はここで何か疑問に思ったことはなかったでしょうか。

そう

「一つだけ残す」と指導したら一貫して

一つだけ残す姿を見せなければいけなかったですね。

男性店員さんもそのつもりだったのかもしれません。

2か所目のカゴ置き場の周りにはお客様が複数いたのですね。

男性店員さんは恐らくそのお客様の邪魔にならないように

たまったカゴを半分だけ素早く取り上げたのだと思います。

しかし

これは言葉に出して伝えないとアルバイト初日の方には伝わらないですね。

カゴを片付けるといった作業と同時に

お客様を最優先にする姿勢も同時に教えることができる

大事な場面でした。

 

忙しいを言い訳にしない人

2019/05/02

いつも驚かされるのはドン・キホーテのレジの方。

いつも忙しいので鍛えられているのでしょうね。

GW中は

カートに一杯のお買い物をしている人が行列を作っています。

ものすごいスピードでお客様をさばいています。

いつもながら見事だなあ・・・と思いながらレジに並んでいました。

と、私の前のご年配の女性が

カートから大量に入った買い物かごをレジ台におこうとしました。

・・・が、重すぎて台まで運べません。

慌ててカートをおさえお手伝いをすると

「すみません。私は腰の骨とあばら骨を5本折っているの」

聞いた私は驚き

「ええ!言ってくれればよかったのに」

「最初はね、腰の骨だったの」

「まあ、そうですか」

「それから、右のあばら骨、次に・・・」

「あら~」

「この買い物も持って帰れるかしらと思いながら

ついつい買っちゃって」

私たちが会話を交わしている間

レジの女性はわき目もふらずその前のお客様の買い物をピッ、ピッ、とさばいています。

いよいよ、私の前のご年配女性の番になったとき

「良かったら送りましょうか。お届けは明日になりますが」

聞いていたのですね。

私たちの会話を。

そして、すかさず宅配ができることを伝えてあげています。

「でも~、そうね」

悩んでいるお客様に

「その方がいいですよ。これ、大変ですよ、持って帰るのは」

普段にもまして忙しい連休のレジ対応

しかも、大量のお買い物の方ばかり。

体力も精神力もフルに使っていたと思います。

できるだけ、他の作業はしたくない

お客様が言い出さなければ聞こえないふりもできたはずです。

でもレジ打ちのスピードは緩めず

キチンとお客様のために言葉をかけてあげているのはさすがですね。

忙しいを言い訳にせず仕事をしている彼女は

買い物に来るお客様にとって、とてもたくましく存在です。

 

笑顔の応対はそれだけで値打ちがあります

2019/05/01

たい焼きを買いました。

ふっくらとおいしそうに焼かれたたい焼きが並んでいたので

ついつい

でも、そんなにお腹は空いていなかったので

いくら甘いものは別腹とはいえ

一つは無理なので

私たちは半分こにすることにして

ひとつだけ買おうと列に並びました。

私の前の人たちは「5個ください」「8個ください」と

結構な数のたい焼きを買っています。

「ひとつだけって勇気がいるな」と思いはしましたが

それでも複数買おうとは思いませんでした。

そう、自分の番になるまでは。

「お決まりですか ピカー!!☆☆」

ピカーから後は彼女の放った笑顔の光線です。

なんと可愛らしい満面の笑顔です。

「あんこと~、スペシャルクリームと~」

と、思わず笑顔に誘われるように

複数のたい焼きを注文してしまいました。

笑顔の応対はそれだけで値打ちがあります。

つくづくそう思わされました。

「いい笑顔ですね」

会計が終わり帰り際そういうと

「え~!!ありがとうございます」

両手で恥ずかしそうに頬を覆った彼女は

天下一品の笑顔で見送ってくれました。

あなたの笑顔は間違いなく売り上げを上げています。

 

生きてきた重みを感じる人

2019/04/20

先日、ぽかぽかと陽気に誘われ公園でお弁当でも食べようかということになり

家族で出かけていきました。

交差点を渡り終えると

「すみません。銚子丸はどこですか」

小さな声の方を見ると年配の女性の方が疲れた様子で

コンクリートの囲いに腰かけていました。

「銚子丸はちょっと遠いですね」

若者だと「すぐ近くです」と答えたのですが

疲れた様子と杖をついていたのをみてそう答えました。

行き方はそう難しくなかったので指をさして説明しようとしたのですが

「近くまで一緒に行きましょう」

一人で大変だろうと思ったのと

方向音痴の私は気持ちがわかりすぎるので、ついそう答えていました。

「すみません、すみません」

気の毒がるご婦人とゆっくりと歩を進めながら

食事や日本酒がいまの楽しみだということ

銚子丸のお寿司が好きでよく来ているのだということ
(今回はバスで降りたところが違っていてわからなかったようです)

年齢は88歳だということ

住んでいるのは1駅離れた駅の近くということ

ご婦人の現在の生活の縁取りを聞き終わるころ

銚子丸の看板が見えてきました。

「一緒にお寿司を食べていきませんか」

思いがけずお誘いを受けたのですが

「私たちも食べる物を用意しているので、またご縁があれば」

と遠慮しました。

「ありがとうございました」

私たちにそれぞれ手を差し出して握手をしてくれました。

元の道に戻ろうとする私たちに何度も何度も頭を下げて見送ってくれました。

少しして角を曲がろうとしたとき振り向くと

まだそこには

深々と頭を下げているご婦人の姿がありました。

生きてきた重みを感じるお姿でした。

 

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