接遇塾blog

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仕事の領域

2018/10/22

佐賀に来ています。

明日の企業様研修に備え前泊です。

県庁の最上階にある展望レストランで夕食を食べることにしました。

・・・が、どこから入るかわからない

まあ、方向音痴の私、いつものことです。

守衛さんに尋ねました。

「あの~、展望レストランに行きたいんですが」

「はい、ご案内します」

なんと

守衛さん、エレベーターまで案内してくれました。

しかも

途中、

「今日は霧があるので見えにくいかもしれませんが

普賢岳がこちらの方向に見えます」

「普通の山とは違った形をしています」

などと身振り手振りで見どころまで説明してくださいました。

私の仕事は製造です。

私の仕事は会計です。

私の仕事はインフォメーションです。

と、自分の仕事の縄張りを主張する人がいます。

人の縄張りは知りません、その代わり私の縄張りにも入らないでください

といったタイプの方たちです。

一方、この守衛さんのように

自分ができることは言われなくてもする

触れ合う全ての人が喜んでくれること

それが私の仕事です・・・と行動で示す人がいます。

どちらがサービスのプロなのかわかりますね。

これから佐賀には年に数回お邪魔することになります。

楽しみが増えました。

 

感情の行方を変えた研修生

2018/10/16

クレームは好きではないですが、言わざるを得ない場合もあります。

友人と月一で行くレストラン。

目の前に運ばれてきたトンカツ

妙に赤みが残っています。

「すみません。赤みが残っていますので揚げ直してもらえますか」

店員さんに声を掛けました。

「申し訳ございません。新しいのを揚げてきます」

他のお料理を食べながら待つこと数分。

「お待たせいたしました」

運ばれてきたトンカツは心なしか・・・薄い。

いやいや、気のせい、気のせいとトンカツを口に・・・

ん?・・・くさい、ん?・・・やはりくさい!

いわゆる獣のにおいですね。

友人も同じように感じたようです。

二人ともそれ以上食することができず

会計の時に店員さんに伝えることに。

ところが

会計をしてくれた店員さんの胸には「研修生」の札が

ダメもとで、やんわり伝えました。

話の内容をいち早く察すると

カウンターの中から出てきて

ここまでのいきさつを言う私にしっかり相槌を打ちながら

「申し訳ございません」

申しわけない表情で頭を下げながら話を聴いてくれました。

慌てることなく、ちゃんとした態度は

クレームを受け止める軸ができているようでした。

そのクレーム応対の基本とでもいうべき姿に

メインのトンカツが食べれれなかったことの不満は忘れ

「いいえ、こちらこそ揚げ直してもらったのに

残してしまってすみません」

完全に感情の行方が変わってしまいました。

 

精神論と行動論でもうひとつ

2018/10/14

精神論と行動論についてもうひとつ。

昨日行ったコンビニでのこと。

「ポイントカードをお持ちですか」

お決まりの言葉ですね。

「はい、あります」

とカードを渡そうとすると

「裏返して持っていてください」

「ん?」

言われた通りにすると

”ピッ!”

ポイントを付けてくれました。

彼女はカードを手にすることなく

私の手にあるカードに機械を当てて”ピッ”!

・・・こんなことは初めてです。

普通、店員さんは「ありがとうございます」と受け取って

手元で”ピッ”・・・が当たり前だと思っていました。

10代のアルバイトさんらしき店員さんでした。

・・・が、これは彼女の精ではないですね。

指導の際には「精神論と行動論」の2つが大事です。

ポイントカードがどういう意味を持つものなのか

ここは精神論ですね。

精神論だけだと教わる方はどうしたらよいのかわかりません。

精神論を体現するために

今度は行動論ですね。

だから

「両手で預かるのか」

だから

「ありがとうございます」

というのか。

ポイントカードにポイントをつける一連の流れが身につきます。

ポイントカードのやり取りでも

感動を与える瞬間はあるのです。

 

精神論と行動

2018/10/10

自分がが望む望まないにかかわらず

後輩や部下を指導する時がやってきます。

うまく育ってくれない

伝わらない

・・・と悩むときもやってきます。

やがて

「今の若い人は・・・」

とお決まりの愚痴が口をついて出てくる時がやってきます。

「お客様が第一です」

「精神誠意で」

こんな精神論だけで指導しているのかもしれないですね。

創業者が精神論を言い続けるのは大事だと思います。

中間管理職、マネージャー、店長など

指導の立場にある人は

具体的な言葉が必要です。

お客様第一とはどういう動作なのか

どのタイミングなのか

どういった言葉なのか

細かくひとつひとつ教えてあげることが大事です。

しかし

ただひとつずつ手順を言えばいいというものではないですね。


ポイントは「接客・接遇リーダー研修」でお伝えしております。

今までの指導方法がガラリと変わります。

 

満員電車の過ごし方

2018/10/02

昨日は台風の影響で電車が大変でしたね。

私も9時過ぎでしたが都営地下鉄に乗りました。

ホームは人であふれかえり

車内はもちろん激混み。

小さなお子様は「いた~い」「きゃー!」と悲鳴を上げています。

やっとつかまる場所を見つけみんな苦痛の表情です。

こんな時に私が思い出すのは

今年の初め大雪で電車が乱れたときのこと。

九州での仕事を終え

どうも飛行機は飛びそうもないと判断。

新幹線で帰京。

・・・で、昨日のような混雑。

やってきた電車はすき間もないほどの混みよう。

ゲンナリしながら立っていた時のこと。

「乗ろう!乗ろう!」

明るい声が聞こえてきました。

まるで遊園地で乗り物にでも乗るようなノリです。

声の方を見ると若いきれいなお嬢さんが

会社のお仲間6人くらいで立っています。

他のお仲間は暗い表情、乗ろうかどうしようか迷った表情。

そこで一人だけ

まるでこの状況を楽しんでいるようです。

乗ろうかどうしようか迷っていた私も

彼女の声に励まされるように車中へ。

なんとなくその後の苦痛は覚えていません。

覚えているのは、困難な状況に明るく対処しようとしていた彼女の声だけ。

その後も

同じ状況になったとき

「乗ろう!乗ろう!」

明るいあの声を思い出します。

どうせ逃れられない状況なら

楽しんでしまう方が楽ですね。

 

グランクラスでのジャッジ

2018/09/29

1週間前新幹線のホームでグランクラスを見ました。

「乗らないと!」

なぜかそう思いました。

・・・で、1週間後のポッと空いたスケジュールに乗ってみることに。

この豪華な雰囲気と状態に合うサービスは

かなりな高度なものが期待されるはず。

・・・と、細かな報告はさておくとして

「瞬間のジャッジ」について

東京駅に到着して降りるとき

私は

手荷物を3点、そのうちの一つはスーツケース

プラス

足元に落ちていた透明のごみを手にもっていました。

手荷物と一緒に、

そして透明・・・

殆ど視認性のないごみでした。

出口付近でアテンドの方がにこやかにお見送り

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

列車を降りようとした私の背後に

「お預かりしましょうか」

「えっ、あっ、はい。ありがとうございます」

アテンドの彼女は私の持っていた小さなごみに気づいたのです。

瞬間、声をかけてくれた。

たったそれだけ?

そう

小さな感動を受けるのは

たったそれだけの瞬間です。

多くのサービス係がこの瞬間を見逃しています。

気付いたとしても

声をかけることにブレーキをかけるサービス係が多いですね。

小さな感動を与えるチャンスは

見逃すことなくブレーキをかけることなく

実行に移すことが大事ですね。

さすが

グランクラス。

帰り際、サービスの結び目をしっかりつけてくれました。

 

ジャッジされるのは なぜ瞬間か

2018/09/13

なぜ応対全体ではなく「瞬間」「瞬間」というのか。

それは本人が気付いていないから。

愛想よく応対ができなかった・・・

説明不足だったかな・・・

感じの悪い行動をとってしまった・・・

こんな場合、お客様もわかりやすく不満を示してくれますし

何より自分で気づきます。

治そうと思えば治せるるのですね。

しかし

瞬間の出来事は

お客様を不快にさせてしまっていることに気づいていません。

これは

指導者や先輩が気付かせてあげる、教えてあげるしかありません。

昨日いった本屋さん。

会計が終わり商品を渡してくれる時

カウンターに置いた商品(本)を片手で突き出しました。

店員さんにそのつもりはなくても

”早く帰れ”

そんな所作と受け取られます。

おそらく”くせ”なのでしょうね。

誰からも指摘されることのない瞬間のクセが

お客様を不快にさせてしまっています。

指導者の方は

どうか

そんな瞬間を見つけて治してあげてください。

 

ジャッジされる瞬間 見返り美人

2018/09/12

接遇塾のセミナーは

オリジナルワークをふんだんに取り入れています。

セミナー後も自分で練習できたり

職場指導にも役立てられると好評です。

その中のひとつ

「見返り美人」ワーク。

これもお客様にジャッジされる瞬間を意識したワークです。

お客様は状態をジャッジするよりも

「秒」!

瞬間が刺さるのですね。

例えば

笑顔がいい

無表情が残念

不愛想

状態も大事ですが瞬間が印象を決定づけます。

特に振り返るときですね。

振り返るときの表情に意識をしていますか。

意外と無意識で振り返る人が多いです。

しかし

ここもジャッジされる大事な瞬間です。

無意識でも笑顔になれるよう

表情筋に刻み込む練習が

見返り美人ワークです。

 

ジャッジされるタイミング その2

2018/09/06

お客様に応対を判断されるのは

瞬間、いわゆる「点」「秒」が大事です。

一流といわれる接客のプロはそこを大事にしています。

わずかな会釈もそれに該当します。

デパ地下に行きました。

通路はそれほど広くありません。

しかも夕方のピーク時、結構なお客様です。

店員さんとすれ違うことも多くあります。

そのうちのお一人、男性店員さん

さっと見を引き

軽く会釈をしてくれました。

百貨店は従業員教育ができていると思われがちですが

そうでない場合も、もちろんあります。

きれいなユニフォームを着たきれいなお嬢様2人とすれ違いました。

インフォメーションの方でしょうか。

いずれにせよ、この百貨店のスタッフの方です。

お二人は狭い通路を2人並んで歩き

もちろん会釈などありませんでした。

先ほどの男性店員さんとはずいぶんと違います。

お客様と目が合うと会釈をする

といったことはできる人が多いとは思いますが

視線が合わなくても視野に入っています。

会釈があるかないかはわかります。

ほんのわずかな秒単位の瞬間ですが

お客様に判断される大事な瞬間です。

 

ジャッジされるタイミング その1

2018/09/04

お客様に応対を判断されるタイミングがあります。

「あきらかに」「わかりやすく」

というよりもお客様自身も「無意識に」といった方がよいでしょうか。

無意識ゆえに「不快」とジャッジされても

クレームといった形では顕在化されません。

指導者も気づきません。

今日からは、そういった接客のタイミングについてお話します。

まずは「その1 タイミング」

お客様への言葉が言い終わらないうちに

視線を外したり、体の向きを動かないということです。

作業性を上げるために

次の動きに移るのは大事です・・・が

言い終わるまでは動かさないことが大事です。

昨日いったレストラン。

オーダーを聞き終わると

「少々お待ちくださ~い」

彼女事態は笑顔だし、声も明るいし

歩き方も颯爽としているし、問題なしなのです。

しかし

「少々おまちく」あたりで、もう体は横を向きかけてます。

言葉は良い終わりで行き先が決まるといっても過言ではありません。

彼女の言葉は私にではなく

宙に浮いてしまったようでした。

残念ながら、良い印象を受ける応対ではありませんでした。

忙しくても

せめて言い終わるまで

視線と体の向きは変えないように。

ほんの少しのタイミングですが

これを気を付けるのと

そのままにしておくのとでは

大きな差が出てきます。

 

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