成長の速度の決め手は
2022/12/21
「よくあんなに褒め言葉が出てきますね」
研修先の企業様でもよく言われる。
「出てくる」「浮かんでくる」のとは少し違う。
確かに昔は良いところを探そうとしていた。
誉めるために探していた。
今は違う。
うまく表現できないが「キラッ」と目や耳に飛び込んでくる。
「今だ!」「今すごく良かった!」
この感覚はもう15年くらい前からになる。
それを伝えることにしている。
指導者の方へのお願いは
悪いところは探さずとも飛び込んでくる。
教える側の方が技術と知識があるから当然のことだ。
改善点だけを伝えるのではなく
良い点を一緒に伝えてあげて欲しい。
スパルタ式も必要な時もある。
良い点を同時に伝えることで
それがよりどころとなりやる気が起こる。
成長の速度は「褒め言葉」が決め手になる。

お得情報は小声で
2022/12/20
マリークワント展に出向く。
若いときからあのデージー柄が好きだった。
化粧品や小物、洋服に至るまで年間でかなりの買い物をしていた。
いわゆる上得意客だった。
今ではすっかりご無沙汰だが
懐かしくもあり行ってみることにした。
意外と若いお客様が多い。
おしゃれな洋服に
「昔の体系なら間違いなく着れた」と誰に自慢することなく見入る。
着ることはできないがせめてもの映像をと
写真を写して良いものかスタッフの方に小声で聞く。
「カメラのマークがある場所3か所が撮影可能です」
小声で答えてくれた。
更に小声で
「あそこの場所は平日しか撮影できないんです」
と秘密を打ち明けるように教えてくれた。
こんな風に
お得情報は小声で言われると効果が増し増しになる。
もちろん、撮影してきました。
昔なら着れたであろう洋服たちです。

老舗うなぎ屋さん
2022/12/19
昼食を百貨店レストランで取ることにした。
老舗うなぎ屋さんだ。
うな重オンリーより、刺身などが付いた定食を注文する。
「うちのお刺身、すごくおいしいですよ」
着物を着た高級感溢れる店員さん破顔一笑でこのセリフ。
「え、うなぎ屋さんなのに」
「そうなんです。お寿司屋さんよりおいしいと評判です」
食事が運ばれ舌鼓を打つ。
本当においしい!
「おいしいでしょう!」
先ほどの店員さん再び登場。
「私も食べたいんです」
と笑いを誘う。
何とも気さくな店員さんだ。
もちろん、私たち以外にも
ご年配の方には上着を着るのを手伝い出口まで手を引く。
お得意様には年末のご挨拶をする。
ああ、この店に来てよかった。

昭和スタイル
2022/12/18
マーケティングでも昭和ブームがあるらしい。
看板やコールセンターが活躍しているとのこと。
置いてけぼりになっているわけではない。
がっちり儲けているとのことだ。
確かにnetばかり広告を出しても費用対効果を考えると
ただただ、ざるに水を流しているともいえる。
しかも、net広告などリコメンドで追いかけられると
スマホやPCを開くたび表れる広告に不快感さえ覚える。
「絶対にここだけは利用しない!」とまで思える。
便利になればなるほど
手作り感のあるものに惹かれるのか。
人間とはわがままなものだ。
いや
手作りがよいといった安易なものでもない。
人間味が感じられるものとも少し違う気がする。
少なくなったが故の希少価値。
時間の流れが速すぎる疲労感を無意識で感じていて
ふと立ち止まるような感覚。
「ああ、あんなのが昔あったな。こういうのもいいな~」
そこに価値を感じているのかもしれない。
もちろん勝手な自論なので反論はご容赦願いたい。

快適さと年会費
2022/12/17
飛行機会社の会員になるのを検討中だ。
これまで「勿体ない」「今のままで十分だ」と
案内が送られてきてもスルーしていた。
しかし
昨今の混雑を考えると年会費を払ってでも「快適さ」が欲しくなる。
飛行機会社の会員に限って言えば
「優越感」ではなく「快適さ」だ。
企業は当然のことながら
お金を多く払ってくれている人は「区別」する。
特別に愛想よくするわけではないが
わかりやすく「快適さ」で差を付ける。
正しいマーケティングだ。
お客様は皆、平等ではない。
「平等」にすると「不平等」になる。
お金を多く払ってくれた人だけの専用検査場からどうぞ
お荷物は勿論先に出しますよ
出発までお食事でもどうぞ
といった具合にわかりやすく区別する。
う~ん
そろそろ
飛行機会社の策略にのってみようか。

帰り際の一言
2022/12/16
宮崎空港、飛行機の遅れとのことで
時間つぶしにショップを見て歩く。
とあるショップの前で立ち止まる。
店員さんは背中を向けおしゃべりに夢中。
しばらく立って待つがビニール幕も手伝ってか気配を感じる様子はない。
他を眺めてもう一度チャレンジ。
物好きとわが身を笑うが
他の店で買うものもないから仕方がない。
今度は反応があった。
愛想のあまりない店員さんだが手際は良い。
会計が終わり帰ろうとすると
「お気をつけて行ってらっしゃい」
背中の声をかけてくれた。
やはり帰り際の一言はあらゆるマイナスを覆す。

使い慣れたもの
2022/12/15
毎年、この時期が手帳の変え時になる。
最近の手帳は翌年の3月くらいまでは記載できるが
新旧同じことを書くのは2度手間だと思いながら
大体、この時期まで頑張る。
来年の2月まで予定が入ってきているので
このあたりで潔く入れ替える。
今年は英国製の金ぴか手帳を初めて使った。
やはり使いづらかった。
一年間使いづらさと闘いながら過ごした。
使いづらいので書くことも最小になる。
おかげで1年使っても金ぴかのままだ。
使い慣れたものは買えない方が良い。
職場の備品も同じだ。
効率が少々悪くてもやり慣れないことをするとミスの元になる。
ゴミ箱の位置などもしかり。
ほんの少し変えるだけで「しまった」と思う事態となる。
大掃除の時期
気分を変えようと置き場所を変えるときもご用心。
無意識的有能は最強である。

サービス、数位は積み上げるもの
2022/12/14
思えば全て仕事中心に考えていた。
会社員時代の話だ。
食事に行っても旅行に行っても仕事目線でサービスについて考えていた。
友人との話も仕事中心だった。
今思えば付き合わされた友人もたまったものではない。
旅行に来てまでサービスがどうのとか
ディスプレイがどうのといった話に付き合わされていた。
本屋に行けば「サービス」というタイトルの本は全て買っていた。
本で得た知識を総動員して
「お客様のためにやっていれば数字は後から付いてくる」
当時はそう思っていた。
しかし
正解は違う。
「数字は後からは付いてこない」
これが真実だ。
かといって追い求めるものでもない気がする。
「積み上げるもの」
この表現が一番近いかもしれない。
だからこそ
接遇塾のセミナーでは
「小さな感動を積み重ねる」が軸になっている。

サービスの変化
2022/12/13
どこも簡素化されて数年前と比べると驚きの変化だ。
この間、出張で宿泊したホテル。
チェックイン、チェックアウト非接触型タッチパネル。
フロントスタッフは3人並んでいるが
機械の使い方がわからない人に説明するだけ。
ほぼ無言のまま部屋に到着する。
その分、部屋のサービスは行き届いている。
ペットボトルのお水は勿論、チョコレート、マッサージチェア
蒸気のアイロン、蒸気のアイマスク
足に貼るシートまである。
機械なのでフロントで不快になることはない
その分、このように部屋のサービスに回してくれると
なぜか得した気分になる。
次回もここに泊まろうと思う要素は
このように変化しているのだと改めて実感した。

探し物と仕分け
2022/12/12
明日からの出張にストールを探す。
飛行機での出張には欠かせないものだ。
しかし見当たらない。
こういった探し物をしている時間が
1年間で150時間というデータもある。
できるだけ定位置管理を心がけてはいるが
「仕分け」の段階で間違ってしまうようだ。
「冬物」と「小物」これだけでも入れる場所が違ってくる。
結局2か所を探す羽目になる。
片づけの鉄則は物に住所を付けることだが
仕分けは個人の感性による場合が多い。
スーパーだって置き場所が異なる。
普通、てんぷら粉の横は油でしょ!と思ってもそうはいかない。
そうか
次回から仕分けを記録しておけばいいのか!
と、うまくいくか行かないかわからない解決案を見つけた。
取りあえず明日からの出張は別のストールを持っていくこととする。

